文部科学省は、2025年度(令和7年度)「日本語教員試験」のオンライン出願を2025年8月22日午後11時59分まで受け付けている。日本語教員試験のWebサイトによると、出願が多く、審査に時間を要しているという。
出願はオンラインシステムにて受け付けており、8月22日午後11時59分が締切りとなる。出願後は、日本語教員試験センターが出願内容を確認し、出願されたルートに必要な書類が提出されているかを確認するための審査がある。審査完了後、「審査完了・受験料納入案内」のメールが届き次第、受験料を納付する。
8月22日正午時点で、日本語教員試験のWebサイトには、「出願が多く、審査に時間を要している」と掲載されている。審査に完了した受験生から順次連絡をしているため、審査完了まで待ってほしいとしている。
受験料は通常(基礎試験および応用試験)1万8,900円。試験免除を受ける場合は、基礎試験免除(応用試験のみ)1万7,300円、基礎試験および応用試験の双方の免除(免除資格の確認手数料)5,900円。収入印紙の送付は、2025年9月16日(消印有効)まで。
日本語教員試験は、2024年(令和6年)4月に施行された「日本語教育の適正かつ確実な実施を図るための日本語教育機関の認定等に関する法律」に基づき、「認定日本語教育機関」で日本語教育課程を担当する「登録日本語教員」になるために必要な国家資格試験。
試験は11月2日、北海道・北海道大学(札幌キャンパス)、東北・東北学院大学(五橋キャンパス)、関東・東京大学(駒場キャンパス)および電気通信大学、中部・愛知学院大学(名城公園キャンパス)、近畿・桃山学院大学、中四国・岡山大学(津島キャンパス)、九州・佐賀大学(本庄キャンパス)、沖縄・琉球大学(千原キャンパス)の全国9か所で行われる。
試験に関する詳細は、日本語教員試験のWebサイトで確認できる。