まちのこども財団は2026年9月6日、財団設立を記念したシンポジウム「こどもの創造性と学びの未来」を東京大学情報学環・福武ホールで開催する。保育・教育・デザイン・建築など各分野の専門家が登壇し、これからの時代に必要な子供の学びや創造性を育む環境について考える。
シンポジウムには、佐藤学氏(東京大学名誉教授)、秋田喜代美氏(学習院大学教授・東京大学名誉教授)、大豆生田啓友氏(玉川大学教育学部教授)のほか、デザイナーの宮前義之氏や、建築家の田根剛氏など、保育・教育・デザイン・建築の専門家が登壇する予定。
当日は、インスピレーショントークや登壇者によるクロストークを通じて、子供の創造性や学びの未来について議論する。また、財団が実施する「創造的探究助成」の事例紹介や、次年度の募集についても発信する。
まちのこども財団は、代表理事の松本理寿輝氏が掲げる「Futureward(未来を見すえること)」と「Wherever(あらゆる場で育つひとびとへの想い)」という2つの考えを軸に設立された。
Futurewardでは、AIやテクノロジーとの共存、生態系との共生など、社会の変化を「課題」ではなく「可能性」と捉え、子供たちの日常を希望あるものにしていくことを目指す。また、Whereverでは、都市や地方など場所にかかわらず、「まち」全体を子供の学びの場や資源として捉え、社会全体で子供の可能性を伸ばせる環境づくりを進める。
松本代表理事は、これからの時代を生きるために重要なテーマとして「創造性と探究」を掲げる。創造性とは、単なる個人の能力ではなく、他者や物事との関わりの中で「世界を独創的な視点から捉え直し、価値を見いだしていく力」であり、探究とは、自ら問いを立て、試行錯誤しながら理解を深める人間ならではの営みだとしている。
財団は「子供に耳を傾けること」を出発点に、10年以上の長期的な視点で活動を展開していく考え。子供たちの主体的・協働的な探究活動や、創造性を育む学びの環境づくりに関する調査研究・普及・振興を通じて、コミュニティ全体で子供の学びを育む社会の実現を目指す。
◆財団設立シンポジウム「こどもの創造性と学びの未来」
日時:2026年9月6日(日)13:00~16:00
会場:情報学環・福武ホール地下2階 福武ラーニングシアター(オンライン視聴可)
参加費:無料
申込方法:専用フォームより申し込む
締切:2026年9月4日(金)12:00







