北海道教育委員会は、「ほっかいどう部活動・地域クラブ活動サポーターバンク」を設置し、道内の公立学校の部活動や地域クラブ活動を支える指導者の募集を行っている。部活動の地域連携や地域展開を進める取組みの一環で、スポーツや文化活動に関わる幅広い人材の参画を呼びかけている。
サポーターバンクは、部活動指導員や外部指導者(外部コーチ)、地域クラブ活動指導者として活動できる人材を登録し、市町村教育委員会や学校、地域クラブへ情報提供する仕組み。部活動指導員は非常勤職員として部活動指導や大会引率などを担い、外部指導者は顧問教員とともに技術指導を行う。また、地域クラブ活動指導者は、学校部活動に代わって地域で行われるスポーツ・文化活動の指導にあたる。報酬や勤務条件は、自治体や学校、各団体によって異なる。
背景には、少子化による部員数減少や教員の働き方改革がある。国は2026年度から2031年度までに、原則すべての部活動で休日の地域展開実現を目指す方針を示しており、北海道でも地域の実情に応じた体制整備を進めている。地域クラブ活動の実施主体としては、自治体や総合型地域スポーツクラブ、スポーツ・文化団体、大学、民間事業者など多様な主体を想定している。
応募資格は、道内の公立中学校・高校などで部活動や地域クラブ活動の指導が可能な人。登録時点では教員免許状や競技指導資格などの要件は設けておらず、競技経験者やスポーツ・文化活動の指導経験者など、地域の幅広い人材を対象としている。一方で、欠格条項に該当する場合や、児童対象性暴力防止法に定める特定性犯罪事実該当者は登録できない。
応募は原則専用フォームで受け付けており、フォーム入力が難しい場合のみ応募用紙の郵送にて受け付ける。応募後は北海道教育委員会が登録内容を確認し、「ほっかいどう部活動・地域クラブ活動サポーターバンク」に登録。市町村教育委員会や学校、地域クラブからの照会に応じて情報提供を行う。その後、各団体との勤務条件確認や面接などを経て任用となる。北海道教育委員会は、地域全体で子供たちの活動環境を支えるため、多様な人材の登録を呼びかけている。








