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部活動の地域展開を推進、狛江市教委とルネサンスが連携協定

 ルネサンスは2026年1月20日、東京都狛江市教育委員会と「部活動の地域展開に関する包括連携協定」を締結した。少子化による部活動の維持困難や指導者不足といった課題に対応し、子供たちが希望する活動を継続できる環境を地域全体で整備する。

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ルネサンス第1営業部部長の野口宏之氏(左)と狛江市教育委員会教育長の柏原聖子氏(右)
  • ルネサンス第1営業部部長の野口宏之氏(左)と狛江市教育委員会教育長の柏原聖子氏(右)

 ルネサンスは2026年1月20日、東京都狛江市教育委員会と「部活動の地域展開に関する包括連携協定」を締結した。少子化による部活動の維持困難や指導者不足といった課題に対応し、子供たちが希望する活動を継続できる環境を地域全体で整備する。

 現在、学校現場では少子化の影響により、単独の学校だけでは部活動の維持が困難になるケースが増加している。これにより、生徒が希望する種目が自校にない、あるいは人数が不足してチームが組めないといった「選択肢の減少」が深刻な課題となっている。

 「子供たちが好きな活動を自由に選び、継続できる環境」が失われつつある現状に加え、専門的な指導者の不足や教員の働き方改革といった課題も重なり、地域全体で子供たちの活動を支える仕組みづくりが急務となっている。このような課題意識を共有し、子供たちが安心して多様なスポーツに親しめる環境を整えるため、今回の協定締結に至った。

 協定の目的は、ルネサンスがもつスポーツ振興の専門性とネットワークを最大限に活用し、狛江市の部活動の地域展開を促進することと、狛江市内の中学校における部活動の持続可能性を高めること。単なる部活動指導員の派遣にとどまらず、小・中学生が学校の枠を超えて多様なスポーツに親しめる機会を確保し、子供たちが将来にわたって心身ともに健やかに成長できる環境を地域一丸となって創出する。

 連携事項として、持続可能な部活動運営に向けた専門指導員の紹介と育成を実施。ルネサンスのノウハウを生かし、質の高い指導を行う部活動指導員や技術指導員の候補者を紹介する。また、地域における新たなスポーツ機会の創出として、部活動の枠に捉われず、地域全体で子供たちのスポーツ体験を広げるプログラムを提供する。

 今後は、同協定を通じて狛江市における「部活動の地域展開」のモデルケースを構築する。子供たちが「やりたいこと」を諦めなくてよい社会を目指し、教育活動とスポーツ振興の両面から地域課題の解決に貢献していくとしている。

 ルネサンスは「生きがい創造企業としてお客様に健康で快適なライフスタイルを提案します」という企業理念のもと、スポーツクラブや介護リハビリ施設など296施設(2025年9月末現在)を運営している。また、企業や健康保険組合の健康づくり支援や全国の自治体の介護予防事業の受託、オンライン事業、ホームフィットネス事業、海外市場へ向けた取組みなど、長期ビジョンである「人生100年時代を豊かにする健康のソリューションカンパニー」を目指し、健康分野におけるサービスを多岐にわたって展開している。

《吹野准》

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