教育業界ニュース

【大学受験2026】文科省、不正行為防止の徹底を依頼

 文部科学省は2026年1月19日、大学および大学院入学者選抜における不正行為の防止について、通知を発出した。通信機器の持ち込みは、試験開始前に電源を切らせるとともに、鞄に収納させることについても説明するなど、不正行為の防止対策の徹底を呼びかけている。

教育行政 文部科学省
文部科学省:大学入試情報提供サイト
  • 文部科学省:大学入試情報提供サイト
  • 文部科学省

 文部科学省は2026年1月19日、大学および大学院入学者選抜における不正行為の防止について、通知を発出した。通信機器の持ち込みを認める場合には、試験開始前に電源を切らせるとともに、鞄に収納させることも説明するなど、不正行為の防止対策の徹底を呼びかけている。

 入学者選抜における不正行為防止対策の徹底の呼びかけは、2026年度大学入学共通テスト(本試験)において発生した事案を受けたもの。同テストでは試験中、受験者が電子機器類を用いて不正行為を行っていたこと、また、別途、大学院の入学者選抜において別人が受験者になりすまし、オンライン面接を受験した疑いが強い事案が発生している。

 文部科学省は、各大学等ですでに受験者の不正行為を未然に防止するための措置を講じていることを承知のうえ、あらためて不正行為の防止対策を徹底するよう依頼。特に3点について周知した。

 1つは、試験時間中に使用することを認めていない通信機器の試験場への持ち込みを認める場合には、試験開始前に電源を切らせるとともに、たとえば、鞄に収納させることなどについても説明を行うこと。

 2つ目に、監督者が巡視を円滑にできるよう、受験者の座席の配置など試験室の設定を工夫し、試験時間中は静謐な環境保持に十分に留意しながら、試験室内の巡視を適切に行うこと。その際、巡視時に注意を要する観点(手の位置、受験者の目線など)を踏まえ、監督者等に周知。また、大学の実情に応じて必要な監督者や巡視を補助する人員を確保すること。

 3つ目に、面接試験時に受験票等の写真との照合などにより、本人確認を徹底するとともに、本人確認に疑わしい点が認められる場合には、身分証明書の提示を求めたり、受験者本人に対する質問を行ったりするなどの追加的な対応を行うこと。

 また、入学者選抜において不正行為が発生した場合には、速やかに文部科学省高等教育局大学振興課大学入試室まで報告するよう求めた。詳細は文部科学省のWebサイト「大学入試情報提供サイト」のページから確認できる。

《木村 薫》

この記事はいかがでしたか?

  • いいね
  • 大好き
  • 驚いた
  • つまらない
  • かなしい

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top