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朝日新聞デジタル版の新プログラム「国語4技能実践講座」TimeTactで提供

 Study Valleyは、累計500校以上で導入されている探究学習プラットフォーム「TimeTact(タイムタクト)」において、朝日新聞社の教員向けサイト「先生コネクト」と連携した新プログラム「国語4技能実践講座~新聞記事を活用した情報リテラシーと表現力の育成~」を、2026年度導入校向けに提供開始した。

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探究学習プラットフォーム「TimeTact」、朝日新聞社と連携し「国語4技能実践講座」を提供開始
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 Study Valleyは、累計500校以上で導入されている探究学習プラットフォーム「TimeTact(タイムタクト)」において、朝日新聞社の教員向けサイト「先生コネクト」と連携した新プログラム「国語4技能実践講座~新聞記事を活用した情報リテラシーと表現力の育成~」を、2026年度導入校向けに提供開始した。

 同プログラムは、TimeTactが持つ「指導案自動生成」などのAIサポート機能と、朝日新聞社の持つ「良質な一次情報」「ジャーナリズムのノウハウ」を融合させたもの。生徒が日々のニュースに触れ、考え、表現するプロセスを通じ、変化の激しい現代社会で必須となる「情報リテラシー」と、自ら問いを立てるための「国語力(聞く・話す・読む・書く)」を統合的に育成する。

 これまでの教育現場では「正解のある問題に答える」ことが重視されてきたが、探究学習や社会生活においては、自ら疑問を持ち、他者と深く対話する力が求められる。しかし現場からは、「生徒が問いを立てられない」「文章が書けない」「社会に必要な対人コミュニケーションに課題がある」といった声が多く上がっているという。

 同講座では、「読む・書く・話す・聞く」という国語4技能こそが「問いを立てる力」の源泉であると定義し、TimeTactのテクノロジーと新聞社のコンテンツを掛け合わせることで、教員の負担を軽減しながら、生徒の実践的な能力を育む環境を提供する。

 TimeTactの「指導案自動生成機能」を活用することで、その日の朝刊に掲載された最新ニュースを即座に授業の題材とすることが可能。教員は準備に時間を割くことなく、鮮度の高い情報を用いた対話的な授業を展開できる。

 学校のニーズや予算に合わせて、3つのプランを用意した。

 (梅プラン)基本プランは、導入しやすいシンプル構成で、日々の学習習慣定着に最適。内容は朝日新聞(デジタル版)購読(生徒1ID)+新聞活用ワークショップ(動画教材)+TimeTact利用。

 (竹プラン)新聞制作プランは、探究学習の成果物として「本物の新聞」を作成できるプラン。内容は基本プランに加え、オンラインワークショップ、新聞制作(4ページ)。特長は実物サイズの新聞を作成し、紙面下部には学校の広告を掲載でき、オープンスクール等で配布するなど広報ツールとしても活用可能。

 (松プラン)カスタマイズプランは、プロの記者が直接指導を行う、キャリア教育も兼ねたプレミアムプラン。内容は基本プランに加え、記者・社員・OBによる出張授業。特長は「記者講演」や「インタビュー講座」など、学校の要望に応じたオプションが可能。社会人と直接対話することで、キャリア教育の一環としても高い効果を発揮する。

 導入特典として、同講座を導入したクラスの担任・副担任の先生には、朝日新聞(デジタル版)IDを無料で提供する。

 「TimeTact」は、スタディバレーが提供する探究学習プラットフォーム。累計導入校数は500校にのぼる。探究の授業設計支援、60種類以上の探究プログラムの提供、AIによる探究フィードバック機能(探究ロボ)、ルーブリック評価、学習成果の可視化(マイページ)まで、探究学習のプロセスを一気通貫でサポートする。

《風巻塔子》

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