教育業界ニュース

片柳学園と白樺学園が連携協定…キャンパス見学や出張授業

 片柳学園は2025年12月9日、白樺学園(白樺学園高校)と教育連携協定を締結したと発表した。教育機能の交流・連携を通じて、高校生の視野を広げ、進路に対する意識や学習意欲を高めるとともに、より一層魅力ある高等学校教育、大学教育、専門学校教育の活性化を図ることを目的としている。

教育行政 その他
協定締結式、白樺学園高等学校の嶋野幸也校長(左)と片柳学園の千葉茂理事長(右)
  • 協定締結式、白樺学園高等学校の嶋野幸也校長(左)と片柳学園の千葉茂理事長(右)
  • 意見交換会のようす

 片柳学園は2025年12月9日、白樺学園(白樺学園高校)と教育連携協定を締結したと発表した。教育機能の交流・連携を通じて、高校生の視野を広げ、進路に対する意識や学習意欲を高めるとともに、より一層魅力ある高等学校教育、大学教育、専門学校教育の活性化を図ることを目的としている。

 同協定では、出張授業やキャンパス見学、相互のキャリア教育や職業教育に関する支援、施設・設備の利活用などに協力して取り組む。11月26日に片柳学園蒲田キャンパスで行われた締結式では、白樺学園高校の嶋野幸也校長と片柳学園の千葉茂理事長が協定書に署名し、教育連携に向けて両校の職員間で意見交換が行われた。

 連携内容は5項目で構成される。1つ目は出張授業やキャンパス見学など進路指導に係る連携、2つ目は相互のキャリア教育や職業教育に関する支援、3つ目は相互の施設・設備の利活用、4つ目は教育・研究についての情報交換および交流に関する事項、5つ目はその他、双方が協議し同意した事項となっている。

 対象校は東京工科大学、日本工学院専門学校、日本工学院八王子専門学校。なお、日本工学院北海道専門学校は2021年3月にすでに締結済みとなっている。

 白樺学園高校は北海道河西郡芽室町の私立高等学校。「自主自律」の精神を重んじ「やればできる」を合言葉に、生徒ひとりひとりの挑戦を支える教育を実践している。多彩な進路に対応するコース編成(特進選抜、特進アスリート、アスリート、総合、進学、公務員、ビジネス・マーケティングコース)で、進学から就職まで幅広くサポート。スポーツの強豪校として名を馳せるだけでなく、ICT教育を先駆的に取り入れたほか、海外大学への進学や留学の奨励など、グローバル社会で活躍できる人材養成に力を入れている。

 片柳学園は、大学・大学院、専門学校、日本語学校を有する総合学園。1947年に開校した日本工学院は、東京・蒲田、八王子、北海道・登別にキャンパスをもつ日本最大級の総合専門学校で、クリエイターズ、デザイン、ミュージック、IT、テクノロジー、スポーツ・医療の6カレッジを擁し、これまでに約26万人の卒業生を輩出している。1986年に開学した東京工科大学は、東京・蒲田と八王子にキャンパスを構え、コンピュータサイエンス、メディア、工学、応用生物、デザイン、医療保健の6学部および大学院を有している。

《吹野准》

この記事はいかがでしたか?

  • いいね
  • 大好き
  • 驚いた
  • つまらない
  • かなしい

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top