教育業界ニュース

佐賀県の教員採用「秋選考」87人出願…倍率1.7倍

 佐賀県教育委員会は2025年11月5日、2026年度(令和8年度)佐賀県公立学校教員採用選考試験「秋選考」の受験申込状況を発表した。申込者数は、前年度と同じ87人。採用予定者数約50人に対する応募倍率は、前年度比0.9ポイント減の1.7倍となった。

教育行政 教育委員会
令和8年度佐賀県公立学校教員採用選考試験(秋選考)受験申込状況
  • 令和8年度佐賀県公立学校教員採用選考試験(秋選考)受験申込状況
  • 中学校、高等学校申込者の教科(科目)別内訳
  • 特別選考申込状況

 佐賀県教育委員会は2025年11月5日、2026年度(令和8年度)佐賀県公立学校教員採用選考試験「秋選考」の受験申込状況を発表した。申込者数は、前年度と同じ87人。採用予定者数約50人に対する応募倍率は、前年度比0.9ポイント減の1.7倍となった。

 2026年度佐賀県公立学校教員採用選考試験「秋選考」は、9月29日から10月20日までを受験申込期間とし、資格などの審査を行い、前年度と同数の87人から申込みを受け付けた。採用予定者数約50人に対する応募倍率は1.7倍。前年度から採用予定数が約17人増加したことから、応募倍率は0.9ポイント下降した。

 校種別の申込状況をみると、小学校は約25人の採用予定者数に対して申込者数52人、倍率2.1倍。中学校は約20人の採用予定者数に対して申込者数30人、倍率1.5倍。高校は約5人の採用予定者数に対して申込者数5人、倍率1.0倍。教科(科目)別の倍率では、中学校の美術3.0倍がもっとも高く、中学校の理科2.0倍、中学校の英語1.6倍、高校の工業・電気1.5倍と続いている。

 特別選考のうち、秋選考では初めての実施となる「英語スペシャリスト特別選考」には、3人(中学校3人)の申込みがあった。さがUJIターン特別選考の申込者数は5人(小学校2人、中学校2人、高校1人)、社会人特別選考の申込者数は4人(中学校1人、高校3人)。また、全体の申込者87人のうち、現住所が佐賀県内にある人は39人だった。

 秋選考は、11月15日と16日に佐賀県立佐賀東高校で試験を実施。12月5日に合格発表予定。

《奥山直美》

この記事はいかがでしたか?

  • いいね
  • 大好き
  • 驚いた
  • つまらない
  • かなしい

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top