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ネット・AI時代に子供を支える…文科省のネットモラルキャラバン隊

 文部科学省は10月の名古屋開催を皮切りに、2025年度(令和7年度)青少年を取り巻く有害環境対策の推進事業として「ネットモラルキャラバン隊フォーラム」を全国4会場で開催する。参加無料、事前申込制。次回は11月16日に京都にて開催される。

イベント 教員
令和7年度 文部科学省 ネットモラルキャラバン隊フォーラム
  • 令和7年度 文部科学省 ネットモラルキャラバン隊フォーラム
  • 開催会場の概要

 文部科学省は10月の名古屋開催を皮切りに、2025年度(令和7年度)青少年を取り巻く有害環境対策の推進事業として「ネットモラルキャラバン隊フォーラム」を全国4会場で開催する。テーマは「ネット・AI時代に、子どもをどう支える?~学校現場と家庭から考えるこれからのリテラシー~」。参加費は無料、次回は11月16日に京都にて開催される。事前申込制で、公式サイトにて申込みを受け付けている。

 ネットモラルキャラバン隊は、青少年がインターネットを安全かつ適切に活用できるようにすることを目的とした文部科学省の取組み。デジタル社会が急速に進展する中で、学校現場と家庭、地域が連携し、生成AIや誤情報など新たな課題にどう対応するかを考える場として今年度のキャラバン隊を展開している。対象はおもに保護者や教職員で、全国3会場(名古屋・京都・神奈川)でのシンポジウムと、集大成として東京で行うフォーラムの全4回で構成する。

 10月4日に実施された名古屋会では「ニセ・誤情報」をテーマに、フェイク情報とどう共存し、SNSのトラブルに備えるべきか、大学教授や専門家による講演と意見交換が行われた。次回以降は、11月16日の京都会で「生成AI」、12月7日の神奈川会で「闇バイト」をテーマに実施。2026年1月18日に開催される東京会では、「ネット・AIリテラシー」を取り上げ、子供を支えるための家庭での取組みについて参加者と共に考える機会を設ける。いずれの回も会場とオンラインの併用で実施し、全国の教育関係者や保護者が参加できるようにしている。

 参加費は無料で、各回とも事前申込みが必要。各会場の詳細や申込方法は、イベント公式サイトにて確認できる。なお、開催済みの名古屋会については、公式サイトにてアーカイブ動画を公開中。登録不要で誰でも視聴することができる。

◆令和7年度 文部科学省 ネットモラルキャラバン隊フォーラム
対象:全国の保護者、教職員など
参加費:無料
申込方法:公式サイトより参加希望の会場を選択して申し込む
【名古屋会】実施済み
日時:2025年10月4日(土)14:30~16:30
会場:名古屋都市センター特別会議室およびオンライン
テーマ:ニセ・誤情報
【京都会】
日時:2025年11月16日(日)14:30~16:30
会場:京都経済センター会議室およびオンライン
テーマ:生成AI
【神奈川会】
日時:2025年12月7日(日)13:30~16:00
会場:スマートレンタルスペースbelle関内601およびオンライン
テーマ:闇バイト
【東京会】
日時:2026年1月18日(日)13:00~15:30
会場:新宿100人貸し会議室FORESTおよびオンライン
テーマ:ネット・AIリテラシー

《畑山望》

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