チエルは2025年10月7日、Chromebookの運用管理や協働学習、安全な活用を支援する「InterCLASSシリーズ」をバージョンアップしたと発表した。今回のバージョンアップは、教育DXを推進するための新機能を搭載し、学習者や教育関係者の支援を強化するものである。
InterCLASSシリーズは、Google for Educationの技術パートナー認定を受けた同社が開発した、GIGAスクール構想で普及したChromebookの活用を強力に支援するソリューション。今回のバージョンアップにおいては、特に教育DXへの対応を目的にした新機能が追加され、教育現場のデジタル化をさらに促進する。
なかでも、「InterCLASS Filtering Service」のアップデートにより、安全で高精度なWebフィルタリングが実現され、学習者が安心してインターネットに接続できる環境が整った。加えて、利用時間の制限やグループ単位による管理機能も強化され、教職員の負担を軽減し、児童生徒の多様な学びに対応することが可能となる。
また、「InterCLASS Console Support」では、Google管理コンソールの機能拡充が行われ、ユーザーやグループの年次処理が管理者権限なしでも容易に行えるよう改良されている。これにより、教育現場における運用効率化と管理負担の軽減が実現した。
さらに、「InterCLASS Advance/Advance Light」では、協働学習をより直感的に進められる機能が強化され、通信負荷の軽減や柔軟な座席レイアウトの変更など、よりスムーズな学習環境が提供できる。
チエルは、今回のバージョンアップで強化した同ソリューションの機能を通じて、今後も学校現場の先生を強力に支援していくとしている。