Duolingo,Inc.(以下 Duolingo)は、文部科学省が提供する「小・中・高等学校教員を対象とした英語資格・検定試験の特別受験制度」に参画することを2025年9月25日に発表した。これにより、英語教員が通常よりも大幅に低い費用でDuolingo English Testを受験でき、自身の英語力向上や指導力強化に役立てることが可能としている。
日本の英語教育における教員の英語力と指導力の向上を目的とし、文部科学省が設けた英語資格・検定試験の特別受験制度が各団体から提供されており、教育現場で重要な取り組みとなっている。こうした背景を踏まえDuolingoは制度の趣旨に賛同し、英語教員の英語力・指導力向上をサポートする取り組みの一環として、本制度への参画を開始した。
Duolingo English Testは、場所や時間に縛られず、低コストで受けることができる英語能力認定試験。既存の英語能力認定試験と同様に、海外大学進学など英語力の証明が求められる場面で利用できる信頼性の高い試験として、すでに世界で6,000以上の大学・教育機関に採用されているという。その中には、U.S.NEWS & World Reportによる世界大学ランキング上位100校のうち99校、カナダの研究大学グループ「U-15」、イギリスの「ラッセルグループ」、オーストラリアの「Group of Eight(Go8)」など、各国を代表する一流大学が含まれている。
対象は小・中・高等学校の英語教員で、通常授業料の75%引き(17米ドル)で提供される。