ベネッセコーポレーションは2025年9月3日、小中学校向けICT学習ソフト「ミライシード」に搭載する協働学習アプリ「オクリンクプラス」と、オンライングラフィックデザインソフト「Canva」の連携機能をリリースしたと発表した。
「ミライシード」は2025年3月時点で、全国の小中学校の約35%にあたる1万200校・360万人以上が利用している。今回の連携は、協働学習用アプリ「オクリンクプラス」の授業利用での効率性を向上させるとともに、児童生徒の表現力と主体的・対話的で深い学びをより一層充実させることを意図している。
この連携機能により、「Canva」で作成したスライドを「オクリンクプラス」内でシームレスに活用でき、さらに「Canva」で作成した成果物の管理をミライシード内で行うことも可能となる。これにより、教員の両ソフト間にわたるデータ管理の負荷をおさえながら、児童生徒は「Canva」の豊富なテンプレートや素材を使ってより表現力の高いプレゼンテーションを行うことが可能になり、「オクリンクプラス」の協働的な学習の指導環境がさらに充実するという。
今後は、ICT支援員の連携など、両者の連携をさらに進めていくことを構想している。また、ベネッセでは今回の連携に関するWebセミナー等を今後行う予定。詳しくはミライシードファンサイト等で案内される。