河合塾は2025年7月10日、大学教職員を対象とした第2回「入試での多面的評価支援ミニセミナー」をオンラインで開催する。今回は、北陸大学高等教育推進センター長の杉森公一教授を招き、総合型選抜や学校推薦型選抜で課す出願書類の「問い」をテーマに講演が行われる。
このセミナーは、文部科学省が2025年度の大学入学者選抜実施要項で求める総合型・学校推薦型選抜における多面的で丁寧な評価の実施に対応するためのもの。同省の方針では、教科・科目に係る個別テストを行う際、調査書などの出願書類に加え、小論文、面接、実技検査、志願者本人が記載する資料の提出など、いずれか1つ以上を必ず課すことが求められている。
今回のセミナーは、受験生にどのような「問い」を課すことが入学後の学修に良い影響を与えるかについて、具体的なヒントを提供することを目的としている。杉森教授は、計算量子化学、理科教育および大学教育開発を専門とし、これまでの経験をもとに、出願書類の「問い」の重要性について講演する予定だ。
セミナーの申込方法は、7月8日まで案内ページより受け付ける。
◆第2回 入試での多面的評価支援ミニセミナー
~私たちが受験生に課す「問い」 は、大学の入り口になっているか~
日時:2025年7月10日(木)15:00 ~ 16:00
会場:オンライン
対象:大学教職員
締切:2025年7月8日(火)
参加費:無料
申込方法:案内ページから申込み