文部科学省は2025年4月25日、第2回「外国人児童生徒等の教育の充実に関する有識者会議」を開催する。会議の模様はYouTubeでライブ配信。資質・能力の育成のための新たな日本語指導についてなどを議題に取り上げる。視聴申込みは4月24日まで。
文部科学省の調査によると、公立学校に在籍する外国人児童生徒数は2024年(令和6年)までの10年間で約6.2万人増加し、約13.9万人へと拡大。公立学校で日本語指導が必要な児童生徒数は2023年時点で6万9,123人にのぼり、指導体制の構築やICTを活用した支援などが不可欠となっている。
「外国人児童生徒等の教育の充実に関する有識者会議」は第1回を4月4日に開催し、外国人児童生徒等の教育に関する現状と課題について議論した。
第2回会議は4月25日に開催する。当日は「資質・能力の育成のための新たな日本語指導について」「外国人児童生徒等の教育の充実について(報告)を踏まえた進捗状況について」「外国人児童生徒を包摂する教育、指導内容の深化・充実について(ヒアリング)」などを議題に議論を重ねる。
会議は傍聴者なしのWeb会議で実施。当日のようすは、一般向けに、YouTube(文部科学省会議専用チャンネル)でライブ配信する。視聴申込みは、4月24日午前9時までに傍聴申込フォームから登録。視聴に関する詳細は会議開催前までに登録メールアドレスへ事前連絡される。また会議資料は当日を目途に同省Webサイトに掲載される。
◆2025年度外国人児童生徒等の教育の充実に関する有識者会議(第2回)
日時:2025年4月25日(金)10:00~12:00
傍聴:YouTubeライブ配信(文部科学省会議専用チャンネル)
申込方法:傍聴申込フォームより申し込む
申込締切:2025年4月24日(木)9:00