NTT東日本は2025年4月18日から、アプリ・クラウド・セキュリティなど校務DXの主要な技術要素導入と一元的なサポートをパッケージ化した「BizDrive 校務DX」を提供開始する。情報セキュリティ確保の観点から文部科学省が必須とする要素をまとめて提供し、働き方改革を加速させる。
近年、教職員の人材不足や長時間労働が課題となっており、働き方改革の推進が求められている。文部科学省も「教育DXに関わる当面のKPI」を公表し、校務DXの推進を推奨している。このような状況を踏まえ、NTT東日本はGIGAスクール構想のもとで進む学校ネットワークの高速化とあわせ、校務DXの分野でも学校教育に貢献するため、効率化を図るパッケージを提供する。
文部科学省の方針に基づいた次世代校務DXを実現するためには、ゼロトラストセキュリティの考え方に基づき、アクセス制御による情報セキュリティ対策を設定することが求められている。
同ソリューションでは、校務アプリ・汎用クラウドツール・アクセス制御に基づくセキュリティ対策の3つの要素をパッケージ化し、一元的なサポート機能を付加することで、運用までの負担を最大限軽減。教職員は職員室にとどまらず、どこからでも業務を行える環境を整備し、働き方改革や教育の質向上をデジタル化の観点から促進することができる。
おもな特長は、セキュリティを担保しつつ働き方改革の推進が可能であること。文部科学省の示す働き方改革についての校務DXの方針に対応し、安心してインターネット環境で業務用端末を利用できるようにするためのセキュリティ要素技術を網羅している。
また、主要な技術要素を満たしたパッケージになっているため、顧客の要件検討が不要となり、導入までのプロセスを大幅に短縮できる。製品選定や設計等の個別検討が不要となり、調達設計期間を短縮することが可能である。さらに、製品選定から設計、導入、運用まで一元的なサポートを受けられるため、導入後も安心して業務を行うことができる。
提供料金は個別見積もりとなり、顧客の要望により料金が変動する。詳しくはNTT東日本の営業担当者まで問い合わせが必要である。