LoiLoは2025年3月5日、40台のiPadとロイロノート・スクールを無料で貸し出すことを発表した。貸出料金、通信費、クラウド利用料、送料はすべて無料で、端末にはロイロノートがインストールされており、届いたその日から利用可能である。応募締切は4月17日。
この取組みは、教育現場におけるICT環境の整備を目的としている。LoiLoは、教育1人1台時代において、生徒の主体性を育み、双方向授業を実現するための授業支援クラウド「ロイロノート・スクール」を提供している。小学校から大学まで、すべての授業で利用可能であり、資料のやりとりや思考の可視化、意見の共有が直感的にできるため、子供たちが自ら考え表現する協働的な学びや、教員の負担軽減につながる。
貸出内容には、iPad40台、iPad保護ケース、充電器が含まれているが、専用の保管庫や端末用のペンが必要な場合は、各学校で用意する必要がある。貸出期間は5月中旬から9月19日までで、先着順ではない。応募は1校につき1回とされ、抽選結果は4月下旬に通知される。
さらに、すべての学校で1年間無償でロイロノート・スクールを利用できる。自治体での利用の場合には、自治体内のすべての学校が無償で利用可能である。ロイロノート・スクールは、個別最適化された学びづくりや遠隔での学習にも効果を発揮し、マルチプラットフォームに対応しているため、どんな端末でも利用できる。現在、1日280万人以上が利用し、国内外約1万3,000校に導入されている。
応募方法は、指定の応募フォームから申し込むことができる。詳細や導入事例については、LoiLoのWebページから確認できる。
