川崎市教育委員会は2025年1月15日、2024年度（令和6年度）実施の川崎市立学校一般任期付教員採用候補者選考の結果を発表した。95人の応募者のうち、小学校15人、中学校36人の計51人が合格した。
川崎市立学校一般任期付教員採用候補者選考は、2024年12月に小論文と個人面接による選考を実施。応募者95人のうち、82人が受験した。1月15日には、合格者の受験番号、合格基準、実施結果を発表した。
合格者の内訳は、小学校・一般選考5人、小学校・特別選考2人、小学校専科指導・一般選考6人、小学校専科指導・特別選考2人、中学校・一般選考36人の計51人。
教科別にみると、小学校の専科指導担当教諭は社会2人、音楽2人、体育2人、外国語2人。中学校は国語2人、社会16人、数学2人、理科4人、音楽2人、保健体育8人、技術1人、家庭1人が合格した。
1月15日に公表された合格基準によると、一般選考では個人面接を70点満点、小論文を30点満点の計100点満点で総合評価得点を算出。小論文が免除される特別選考では、個人面接を100点満点に換算し、総合評価得点の上位者からを基本として、各試験項目における得点状況を考慮のうえ、応募区分ごとに合格者を決定した。
合格者は、2025年度（令和7年度）川崎市立学校一般任期付教員採用候補者名簿に登載される。川崎市教育委員会では、2024年度実施の川崎市立学校一般任期付教員採用候補者選考の合格者について、2025年4月1日から2028年（令和10年）3月31日までの3年間を任期として採用し、学級担任や専科指導担当などとして勤務するとしている。
