北海道・札幌市教育委員会は2024年12月15日、2026年度(令和8年度)公立学校教員採用候補者前倒し選考検査を実施する。合格者は、来年度実施する採用試験の第1次検査において、教養検査が免除される。
公立学校教員採用候補者前倒し選考は、公立学校教員の採用候補者の早期確保に努めるため、一部の検査を前倒しして行うもの。1966年(昭和41年)4月2日以降に生まれ、2026年(令和8年)4月1日時点で受検区分に応じた教育職員免許状を有する、または3月31日までに取得見込みの者で、今年度北海道・札幌市公立学校教員候補者選考検査を未受検の者を対象に実施する。大学3年生の受検も可能。
受検区分は、今年度本選考と同様の学校種および教科。検査内容は、「教養検査(一般・教職)」。合格者は、来年度実施する2026年度(令和8年度)選考の第1次検査のうち、教養検査が免除される。不合格となった場合または受検しなかった場合でも、2026年度選考は受検可能であり、不利となることはない。
札幌市採用希望の場合、申込開始は11月5日。エントリーシートの送信期限は11月22日午後5時(受信有効)。郵送による出願書類の提出期限は11月22日(消印有効)。北海道採用希望の場合、出願期間など詳細は後日発表される予定(10月10日現在)。
なお、2026年度(令和8年度)北海道・札幌市公立学校教員採用候補者選考検査は、第1次検査を2025年6月15日、第2次検査を8月1日から3日に実施。合格発表は、第1次検査が7月ごろ、第2次検査が9月ごろとしている。詳細は北海道または札幌市教育委員会のWebサイトで確認すること。