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大阪府、公立学校教員採用に1,297人合格…3.8倍

 大阪府教育委員会は2024年9月27日、2025年度(令和7年度)大阪府公立学校教員採用選考テストの結果を発表した。全校種をあわせた受験者4,889人に対し、合格者は1,297人。倍率は前年度比0.8ポイント減の3.8倍だった。

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令和7年度 大阪府公立学校教員採用選考テスト結果概要
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 大阪府教育委員会は2024年9月27日、2025年度(令和7年度)大阪府公立学校教員採用選考テストの結果を発表した。全校種をあわせた受験者4,889人に対し、合格者は1,297人。倍率は前年度比0.8ポイント減の3.8倍だった。

 2025年度大阪府公立学校教員採用選考テストは、第1次テストを6月15日に実施。第2次テストの筆答・実技を8月10日・21日・25日のいずれか、面接を7月上旬~9月上旬のいずれかに行った。

 今回、最終合格である第2次テストの合格者を発表。全校種あわせて1,297人(前年度比134人増)が合格した。合格者数を校種別にみると、小学校472人、小中いきいき連携33人、中学校316人、高等学校247人、支援学校(幼稚部・小学部共通、小学部)94人、支援学校(中学部)40人、支援学校(高等部)53人、養護教諭34人、栄養教諭8人。

 最終倍率(受験者数/合格者数)は、小学校2.7倍、小中いきいき連携2.0倍、中学校4.1倍、高等学校5.3倍、支援学校(幼稚部・小学部共通、小学部)2.4倍、支援学校(中学部)3.1倍、支援学校(高等部)1.9倍、養護教諭12.0倍、栄養教諭10.9倍。全体では前年度比0.8ポイント減の3.8倍。合格率は、第1次選考57.7%、第2次選考36.1%だった。

 大阪府教育委員会では今後、第2次選考の問題と解答例を公開予定。10月下旬から府政情報センターおよび関連Webサイト上に掲載する。なお、今回の第2次選考筆答テスト(工業)において、問題の一部に誤りが発覚したが、受験者が解答するにあたって影響はないものとし、特別な措置は行わないという。今後、問題の誤りなどが起こらぬよう、再確認を徹底するなど再発防止に努めるとした。

《木村 薫》

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