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京都市の教員採用試験に323人合格、最終倍率4.2倍

 京都市教育委員会は2024年9月13日、2025年度(令和7年度)京都市立学校教員採用選考試験の第2次試験選考結果を発表した。2次試験合格者は前年度比33人増となる323人。うち、新卒者は前年度比7人増となる110人が合格した。

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  • 令和7年度教員採用選考試験結果(「大学3回生等JUMP UP特別選考」は除く)

 京都市教育委員会は2024年9月13日、2025年度(令和7年度)京都市立学校教員採用選考試験の第2次試験選考結果を発表した。2次試験合格者は前年度比33人増となる323人。うち、新卒者は前年度比7人増となる110人が合格した。

 2025年度京都市立学校教員採用選考試験は、1次試験を6月15日・16日・22日・23日、2次試験を8月17日・18日に実施した。採用予定数305人程度に対し、志願者数は1,366人、1次試験の合格者は383人、2次試験では前年度比33人増となる323人が合格した。最終倍率(志願者/2次合格者)は前年度比0.6ポイント減の4.2倍。

 校種別の倍率(前年度倍率)は、幼稚園・小学校3.1倍(3.8倍)、中学校6.2倍(6.2倍)、高校6.7倍(8.9倍)、総合支援学校2.6倍(3.1倍)、養護教諭7.8倍(6.4倍)、栄養教諭9.3倍(9.3倍)となった。

 校種別の2次合格者数は幼稚園2人、小学校151人、中学校78人、高校22人、総合支援学校55人、養護教諭12人、栄養教諭3人。合格者のうち、新卒者は前年度より7人増となる110人。うち56人が大学・大学院推薦制度の利用者(前年度比9人増)で、大学・大学院推薦制度の利用者のうち今年度より導入した「成績推薦者優秀枠」で6人が合格した。

 このほか、今年度から導入した「離職者チャレンジ制度」の利用者では小学校2人、中学校1人が合格したほか、フロンティア特別選考の保健体育コースではラグビー日本代表経験者1人が合格している。

 京都市は今回の合格者について、原則として2025年4月1日付け採用となるが、現在未就労の人など教員不足解消につながる一部の合格者を対象に、11月以降に前倒して順次採用を行う予定としている。内定者を対象とした採用前研修会は10月中旬~2025年2月に実施予定。さらに、京都教師塾「オンライン特別講座2025」(全8回、映像配信)を内定者にも公開するとしている。

《川端珠紀》

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