文部科学省は2024年8月8日、第2回「初等中等教育段階における生成AIの利活用に関する検討会議」を開催する。有識者などからのヒアリングや意見交換などを行う。傍聴希望者は8月6日正午までに傍聴予約Webフォームより申し込む。
文部科学省は2023年7月に「初等中等教育段階における生成AIの利用に関する暫定的なガイドライン」を策定。おもに対話型の文章生成AIについて、学校関係者が現時点での活用の適否を判断する際の参考資料としてまとめている。また、同年度リーディングDXスクール事業「生成AIパイロット校」として、教育活動や校務において生成AIの活用に取り組む小・中・高等学校などを指定。2024年度も引き続き、生成AIパイロット指定校において、「ガイドライン」を遵守したうえで取組みを実施している。
これらを踏まえ、文部科学省は2024年7月、初等中等教育段階における生成AIの利活用に関する検討会議を設置。ガイドラインの改訂に向けた検討を進める。
第1回「初等中等教育段階における生成AIの利活用に関する検討会議」は、7月25日に実施。初等中等教育段階における生成AIの利活用に関する論点について整理した。今回開催される第2回検討会議では、事業者・有識者からのヒアリングや、委員からの発表および意見交換を予定している。
会議は、冒頭、運営規則の承認を経たうえZoomウェビナーで一般に公開する形での開催を予定。傍聴希望者は7月23日正午までに傍聴予約フォームより申し込む。会議資料は、会議当日までに文部科学省Webサイトに掲載予定。
◆初等中等教育段階における生成AIの利活用に関する検討会議(第2回)
日時:2024年8月8日(木)10:00~12:00
開催形態:Zoomウェビナー
締切:2024年8月6日(火)12:00
申込方法:文部科学省Webサイトの傍聴予約Webフォームより申し込む