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フェリス女学院大×鵠沼高校、高大連携…語学教育など推進

 フェリス女学院大学と鵠沼高等学校(神奈川県藤沢市)は2024年3月8日、高大連携に関する協定を締結し、締結式を執り行った。協定に基づき、2024年度は鵠沼高校におけるサタデープログラムなどを協働で進める。

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フェリス女学院大学×鵠沼高等学校 締結式のようす
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 フェリス女学院大学と鵠沼高等学校(神奈川県藤沢市)は2024年3月8日、高大連携に関する協定を締結し、締結式を執り行った。協定に基づき、2024年度は鵠沼高校におけるサタデープログラムなどを協働で進める。

 今回、フェリス女学院大学と鵠沼高校は、双方の協力により学問・文化等の幅広い分野における生徒と学生の進学・キャリア構築の支援や、教育・研究に関する相互理解の促進に取り組むことを目的に、高大連携協定を締結した。

 協定に基づき、今後は、進学希望者に関する情報共有や進路・キャリア選択に関わる教育機会の共同企画と実施、進学説明会および教育活動の協力、キャリア教育の機会提供、オープンキャンパスや入試説明会の相互支援などを推進する。

 特に、2024年度はフェリス女学院大学の語学教育(インテンシブ・コース)担当者が中心となり、鵠沼高校が進路選択について考える機会を提供することを目的に開催している「鵠沼サタデープログラム」において語学講義を実施。「多言語世界にふれる異文化理解プログラム」として、全4回の講義を行う。

 グローバル教育、グローバル言語として「英語」をメインに考えることが多いが、フェリス女学院大学では異文化理解を深めるために多言語の習得を重要視している。「多言語世界にふれる異文化理解プログラム」では、フランス語、韓国語、中国語、スペイン語、ドイツ語と、各回異なる外国語の担当教員がその言語のグローバル社会における役割や歴史についての講義を展開。それぞれの言語の修得がどのようなキャリアにつながるのか、学ぶ機会を提供する。

 3月8日にはフェリス女学院大学において協定の締結式を開催。鵠沼高校の井上奈々校長や鈴木富美グローバル教育推進委員会副委員長、フェリス女学院大学の荒井真学長、藤巻光浩事業推進担当副学長らが出席し、協定書を取り交わした。

《畑山望》

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