iTeachers TVは2024年2月21日、聖徳学園中学・高等学校の白石利夫先生による教育ICT実践プレゼンテーション「これまでの経験で生徒から学んだこと」を公開した。特別支援学校や聖徳学園での実践、生徒たちと共に学ぶ中で得た教訓を紹介する。
iTeachers TVは、教育ICTを通じて「新しい学び」を提案する教育者チーム「iTeachers」による教育ICT情報番組。先生や生徒、教育関係者をゲストに招き、ICTを活用した「新しい学び」の実践や取組みをプレゼンテーション形式で紹介する。
今回のゲストは、聖徳学園中学・高等学校の白石利夫先生。「これまでの経験で生徒から学んだこと」と題して、2月14日に前編（Vol.396）、2月21日に後編（Vol.397）を公開した。
白石先生は、県立高校、私立高校、特別支援学校の勤務経験を経て、2020年より聖徳学園中学・高等学校に赴任。現在は同校で数学・情報の指導を行っている。Apple Distinguished Educator Class、Apple Professional Learning Specialist、Google for Education Certified Innovator。
前編では、現在の聖徳学園以前の約20年間勤務した筑波大学附属桐が丘特別支援学校の実践を振り返る。iPadなどのICT機器が肢体不自由の子供たちの学習の幅を広げ、さらに授業での活用だけでなく、生徒の長所を伸ばし、進路実現につながった実例を取り上げる。
後編では、聖徳学園のSTEAM教育、動画研究部、数学研究同好会などの取組みや特徴を紹介。特別支援学校と対比させながら、両校で共通する白石先生自身のポリシー、生徒たちと共に学ぶ中で得た教訓、今後への抱負などを語る。
番組後半には「教育ICTなんでも3ミニッツ」コーナーを収録。前編では千葉県立市川工業高等学校の皆森浩奈先生による「触れずに触れるアート」、後編では玉川大学の小酒井正和先生による「授業で使える！ツール活用講座」を紹介する。
番組は、すべてiTeachersのYouTubeチャンネルで視聴できる。毎週水曜日の夜に「iTeachersTV～教育ICTの実践者たち～」シリーズの新作を公開している。これまでに397回の番組を配信しており、過去の番組も視聴できる。
◆iTeachers TV【Vol.396】聖徳学園中学・高等学校の白石利夫先生
「これまでの経験で生徒から学んだこと」前編
◆iTeachers TV【Vol.397】聖徳学園中学・高等学校の白石利夫先生
「これまでの経験で生徒から学んだこと」後編
