文部科学省と国立教育政策研究所、OECD(経済協力開発機構)は2024年3月14日、地方公共団体や学校教育関係者を対象に「第22回OECD/Japanセミナー」をオンラインにて開催する。テーマは「PISA2022から見えるこれからの学び」。参加費無料。締切りは3月7日。
文部科学省とOECDは1993年から、OECDの教育事業の紹介や、他のOECD加盟国との情報交換などを通じて、教育分野における国際協力を促進するとともに、教育発展のために「OECD/Japanセミナー」を開催している。
第22回セミナーでは、基調講演やパネルディスカッションを予定。2023年12月に公表されたPISA2022の結果について、国際比較を通じた日本と各国の特色や、経年比較を通じた課題の推移など、分析結果について報告するという。また、結果から見える日本の教育の現状と課題、今後の方向性について議論するとしている。
PISA2022の中心分野は、数学的リテラシー。そこで、数学教育に焦点をあて、コロナ禍やAIの登場により大きく変化する学習環境について議論を行い、客観的根拠に基づく新しい時代に必要な教育を考えるという。
参加費無料。締切りは3月7日。当日は、日英同時通訳が行われる。申込みは、Webサイトより行う。
◆第22回OECD/Japanセミナー
日時:2024年3月14日(木)14:00~17:15
形式:オンライン
対象:地方公共団体や学校における教育関係者
※興味があれば誰でも参加可
申込締切:2024年3月7日(木)
参加費: 無料
申込方法:Webサイトより申し込む
※参加申込人数把握のため、参加希望者は1人ずつ登録すること