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福知山公立大、学校組織レジリエンス・ユニット発足記念シンポ3/24

 福知山公立大学は2024年3月24日、北近畿地域連携機構学校組織レジリエンス・ユニット発足記念シンポジウムを開催する。最新のPISA調査結果を踏まえ、子供や教師の学びを支える物的・質的な環境の重要性について学びを深める。参加無料、事前申込制。オンライン配信あり。

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北近畿地域連携機構学校組織レジリエンス・ユニット発足記念シンポジウム
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 福知山公立大学は2024年3月24日、北近畿地域連携機構学校組織レジリエンス・ユニット発足記念シンポジウムを開催する。最新のPISA調査結果を踏まえ、子供や教師の学びを支える物的・質的な環境の重要性について学びを深める。参加無料、事前申込制。オンライン配信あり。

 OECDは2023年12月5日、国際的な学習到達度調査「PISA2022」の結果について、日本は3分野(読解力・数学的リテラシー、科学的リテラシー)得点が世界トップクラスであったことを発表し、日本を「レジリエントな国」と説明した。この「レジリエントな国」には3側面あるとされ、そのうちの1つに「生徒の学校への所属感」指標に基づく「教育におけるウェルビーイングに関するレジリエンス」がある。日本はこの指標が高かった国の1つでもあったことから、学びを支える側面としての「所属感」や「レジリエンス」に今、注目が集まっているという。

 福知山公立大学(京都府福知山市)は、2023年10月に内閣府戦略イノベーション創造プログラム(SIP)第3期「ポストコロナ時代の学び方・働き方を実現するプラットフォームの構築」における、東京大学大学院教育学研究科の能智正博教授研究チームのフィールドワーク研究拠点に指定され、北近畿地域の発展に寄与することを目的として「学校組織レジリエンス・ユニット」を発足。今回、この新ユニットの発足を記念しシンポジウム「わたしたちの学びを支える環境-レジリエンスと居場所感に注目して-」を開催する。

 シンポジウムは2部制。第1部は「日本の学びを支えるレジリエンス~最新のPISA調査結果からわかること」と題し、大野彰子氏(国立教育政策研究所 国際研究・協力部長)が登壇。第2部は「教師の学びを支えるために~同じ目線で語り合い学び合う“場所”の必要性」をテーマに、能智正博氏(東京大学大学院教育学研究科臨床心理学コース教授)が講演を行う。また、講演後にはパネルディスカッションや講評を予定している。

 参加費は無料。当日は、オンライン配信も実施する。申込みは専用Googleフォームから受け付ける。

◆北近畿地域連携機構学校組織レジリエンス・ユニット発足記念シンポジウム
日時:2024年3月24日(日)14:00~17:00(最長17:30まで)
場所:福知山公立大学4号館1階 4101講義室(福知山市字堀3370)
※オンライン配信あり
対象:関心のある人は誰でも参加可能
参加費:無料
申込方法:申込用Googleフォームから受け付ける

《川端珠紀》

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