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大阪市、登校支援室の相談員とアドバイザー募集2/14まで

 大阪市は2024年1月29日、2024年度教育委員会事務局指導部登校支援室の相談員1名とアドバイザー3名の募集を発表した。勤務地は、大阪市立心和中学校内の登校支援室「なごみ」。申込書類は簡易書留にて、2月14日午後5時必着分まで受け付ける。

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令和6年度大阪市教育委員会事務局指導部登校支援室相談員(会計年度任用職員)を募集
  • 令和6年度大阪市教育委員会事務局指導部登校支援室相談員(会計年度任用職員)を募集
  • 令和6年度大阪市教育委員会事務局指導部登校支援室アドバイザー(会計年度任用職員)を募集

 大阪市は2024年1月29日、2024年度教育委員会事務局指導部登校支援室の相談員1名とアドバイザー3名の募集を発表した。勤務地は、大阪市立心和中学校内の登校支援室「なごみ」。申込書類は簡易書留にて、2月14日午後5時必着分まで受け付ける。

 登校支援室相談員の業務内容は、登校支援室を利用する児童生徒・保護者との初期面談や教育・心理・児童福祉の専門的知識と経験に基づく不登校に係る相談対応のほか、児童生徒の個別の状況に応じた支援計画作成や社会的自立支援、保護者間の交流支援に係る研修・行事などの企画・運営、心理学的視点に基づいた登校支援室の事業内容に係る関係者への助言など。

 応募資格は、臨床心理士・公認心理士・社会福祉士・精神保健福祉士のいずれかの資格を有する者(4月1日までに取得見込みも可)。または、大学院博士前期(修士)課程(教育学、心理、児童福祉学など)を修了後、心理臨床業務または児童生徒を対象とした相談業務に従事した期間が1年以上ある者。または、学士(短期大学士を除く)課程(教育学、心理学、児童福祉学など)を修了後、心理臨床業務または児童生徒を対象とした相談業務に従事した期間が2年以上ある者。

 1年目の報酬は月額16万4,488円~20万8,104円、期末勤勉手当が56万3,371円~93万6,468円(6月・12月支給の合計額)で、年収見込みは253万7,227円~343万3,716円。

 登校支援室アドバイザーの業務内容は、不登校児童生徒の個々の状況に応じた支援先の提案などの相談対応のほか、心和中学校転入に係る面談、体験の補助、心和中学校転入希望生徒の在籍校訪問による実態把握、転入判定に係る資料作成、心和中学校転入に係る連絡調整補助、不登校支援施策の調査研究、関係機関との連絡調整補助、支援先開拓に係る情報収集、児童生徒の社会的自立支援、保護者間の交流支援に係る研修・行事の企画・運営など。

 応募資格は、不登校児童生徒支援に関する実務経験が10年以上あり、かつ「学校の管理職経験を有する者」「不登校児童生徒またはその保護者を支援するNPOやフリースクール等の管理職経験を有する者」「そのほか、不登校児童生徒またはその保護者支援に関する経験を有し、任命権者が適任と認める者」のいずれかの要件を満たす者。

 1年目の報酬は月額14万6,160円~21万424円、期末勤勉手当が50万598円~94万6,908円(6月・12月支給の合計額)で、年収見込みは225万4,518円~347万1,996円。

 いずれも任用期間は2024年4月1日から2025年3月31日まで。勤務実績に応じて、2回まで再度の任用あり(再度任用の有無は年度末に決定)。勤務は週4日30時間、午前9時15分から午後5時30分(休憩45分)。休日は土日祝日、年末年始と月~金曜日のうち指定する週1日。年次休暇や有給休暇(夏季休暇など)のほか、育児休業等制度、介護休暇等制度、病気休暇制度あり(別途取得要件あり)。共済組合、厚生年金保険、雇用保険に加入。

 選考日は2月26日。選考は筆記(論文)審査と口述(面接)試験により行う。選考結果は、面接終了後、2週間以内に受験者全員に通知。合格者のほかに、若干名を登録合格者(採用予定者)として通知する。登録合格者に2024年度中「登校支援室相談員」「登校支援室アドバイザー」の補充採用を行う場合、評定の上位者から順に採用連絡がある。ただし採用を保証するものではないとしている。登録合格の有効期限は2025年2月28日まで。

 申込みは、2月14日午後5時必着まで簡易書留にて受け付ける。最終日のみ持参による申込みを午前9時30分から午後5時まで受け付ける。

《川端珠紀》

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