博報堂教育財団は、第21回「児童教育実践についての研究助成」の募集を開始した。ことばの力を育む研究・児童教育実践の質を向上させる研究に対して1年間または2年間、1件につき最大300万円を助成する。応募締切10月27日。申込みはWebサイトより。
「児童教育実践についての研究助成」では、大学・研究機関および教育実践に関わる人の優れた研究を助成。「ことばの力」を育む研究と児童教育実践の質の向上を目的に、新しい視点をもつ研究成果が、実践の場で反映され児童教育の基盤が充実していくことを目指している。
対象となるのは、国語・日本語教育の諸分野における研究や、あらゆる学びの場におけることばの教育に関する研究など「『ことばの力』を育む研究」と、多様な場における教育実践の質を向上させる「児童教育実践の質を向上させる研究」。「『ことばの力』を育む研究」では、考える・話す・聞く・読む力を育成する教育や、外国人児童の日本語学習に関する研究など、「児童教育実践の質を向上させる研究」では、学びに向かう力を高める研究や、革新的な学校・授業改革などを一例としてあげている。
応募資格は、日本の学校・教育委員会に所属する教育実践に携わる人(教諭・指導主事・相談員・特別支援教育の支援員など)または、日本の大学・公的研究機関に所属する研究者(准教授・講師・助教・博士課程の院生など)。ただし若手支援のため、教授やそれに相当する職は除く。
助成期間は1年間または2年間とし、助成金額は1か年助成が1件につき上限200万円、2か年助成が1件につき上限300万円。応募情報をもとに審査委員会において選考し、助成対象と助成金額を決定する。
応募は博報堂教育財団のWebサイト内、「研究助成マイページ」から受け付ける。応募締切10月27日。2026年2月下旬に採否が通知され、4月1日から1年間または2年間の助成を開始する。報告書類の提出締切は、研究期間終了年の5月10日。なお、研究成果発表会を、研究期間終了年の8月に予定している。
◆児童教育実践についての研究助成
応募期間:2025年7月1日(火)~10月27日(月)
応募対象:日本の学校・教育委員会に所属する教育実践に携わる人(教諭・指導主事・相談員・特別支援教育の支援員など)、日本の大学・公的研究機関に所属する研究者(准教授・講師・助教・博士課程の院生など。若手支援のため、教授やそれに相当する職は除く)
応募方法:博報堂教育財団のWebサイト内、「研究助成マイページ」より