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青森県、学校教育情報化推進計画(素案)に意見募集2/26まで

 青森県教育委員会は2024月1月26日、県内の学校教育の情報化推進に関する「青森県学校教育情報化推進計画」の素案について意見募集を開始した。意見は日本語で記入し、郵便・FAX・メールのいずれかで提出する。応募締切は2月26日必着。

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青森県学校教育情報化推進計画(素案)についての意見募集
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 青森県教育委員会は2024月1月26日、県内の学校教育の情報化推進に関する「青森県学校教育情報化推進計画」の素案について意見募集を開始した。意見は日本語で記入し、郵便・FAX・メールのいずれかで提出する。応募締切は2月26日必着。

 青森県学校教育情報化推進計画は、青森県内の学校教育の情報化の推進に関する施策に係る、2024年度~2028年度までの5年間の計画。青森県教育委員会では同計画の素案を作成し、県のホームページ(あおもり県民政策提案制度)や学校教育課、県政情報センター、県の各合同庁舎地域住民情報コーナーで公開している。

 青森県学校教育情報化推進計画 (素案)では、県内の学校教育の情報科の現状と課題を整理し、基本方針や学校教育の情報科に関する取組みと目標などをまとめている。現状と課題には、全国平均と比較して大きな差がある普通教室の大型提示装置や統合型校務支援システムの整備や回線速度の増強などの利用環境整備の必要性を指摘。学校における働き方改革では、中学校で時間外勤務時間の上限を超えている現状を報告。校務の効率化による教職員の負担軽減などを目指し、学校教育の情報化の推進を図っていく必要があるとしている。

 そのための取組みと目標は、「ICTを活用した児童生徒の資質・能力の育成」「教職員のICT活用指導力の向上と人材の確保」「ICTを活用するための環境の整備」「ICT推進体制の整備と校務の改善」の4項目でまとめている。このうち、計画期間に重点的に取り組む項目として、統合型校務支援のシステムの整備のほか、授業にICTを活用して指導できる・児童生徒のICT活用を指導できる教員の割合を増やすことをあげている。

 青森県学校教育情報化推進計画 (素案)への意見提出は、日本語のみ。提出方法は、郵便・FAX・メールで2月26日必着分まで受け付ける。意見提出にあたって、様式は特にないが、提出する人の住所・氏名(法人等の場合は名称・事務所所在地等の連絡先)を明記する。住所・氏名の記載がない場合は、提出意見として取り扱わない場合もあるという。また、提出された意見については、県の考え方を付して、内容を公開予定としている。

《川端珠紀》

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