東京都教育委員会は2023年12月20日、日本体育大学と連携協力に関する協定を締結した。日本体育大学の体育分野や健康管理分野の専門的な教育力・研究力を活用し、学校部活動の地域連携・地域移行の実現に向け、都立学校などの運動部活動の運営や指導などで連携を図っていく。
日本体育大学は、創立132年を迎えた伝統ある大学。体育学部、スポーツ文化学部、スポーツマネジメント学部、児童スポーツ教育学部、保健医療学部を設置。「身体にまつわる文化と科学の総合大学」として、教員養成をはじめ、さまざまな立場から体育・スポーツ界で活躍できる人材を輩出している。
東京都教育委員会と日本体育大学は12月20日、東京都庁で連携協力に関する協定の締結式を実施。日本体育大学からは石井隆憲学長や水野増彦副学長、東京都教育委員会からは浜佳葉子教育長や田中愛子次長らが出席し、協定書を取り交わした。
連携事業にあげているのは、「部活動の地域連携・地域移行における調査・研究の充実に資すること」「日本体育大学が有する教育・研究力を生かし、東京都教育委員会が指定した都立学校等の運動部活動の運営に関すること」「学校の部活動における、日本体育大学の学生等による指導に関すること」など5項目。
両者は、日本体育大学の体育分野や健康管理分野の専門的な教育力・研究力を活用した連携事業を通して、学校部活動の地域連携・地域移行の実現などを図るとしている。
