東福岡学園は2023年11月28日、「一般社団法人UNITED FUKUOKA」を同年6月27日に設立したことを公表した。スポーツや文化芸術活動を通じた教育活動を提供し地域社会に貢献するとともに、部活動における学校の働き方改革に取り組む。
東福岡学園は、東福岡高校、東福岡自彊館中学校、自由ヶ丘幼稚園の運営母体となる学校法人。1945年に福岡米語義塾として創立。1955年に東福岡高校を開校し、1964年に校舎を現在の福岡市博多区東比恵に移転した。
「UNITED FUKUOKA」は、学園ビジョン「NEXT HIGASHI 2030」における「地域に開かれた学校を目指す」という目標と、教職員の働き方改革を推し進めながら、子供たちの豊かな人間性を育み、人間的成長を促す部活動を持続可能なものにしたいとの思いから、非営利型の一般社団法人として設立。
「スポーツや文化芸術活動の力で福岡をもっと元気に!」をミッションに、スポーツや文化芸術活動がもつポテンシャルを最大限に生かし、人々が生涯にわたって挑戦できる環境を創出。社会全体のWell-Beingを向上させ地域社会に貢献するとともに、部活動における学校の働き方改革に取り組んでいく。
具体的には、東福岡学園の施設設備を利用して、地域の子供たちなどを対象としたワークショップやイベントを定期的に開催。地域の清掃など「ちょっとしたお手伝い」のボランティア活動にも取り組む。このほか、2024年度からはサッカーやラグビーの活動を開始予定だという。
部活動においては、東福岡学園とUNITED FUKUOKAがパートナーとなり、連携・協力しながらお互いを補いあうことで、競技や指導の経験がない教員の負担軽減につなげていくとしている。