中小企業基盤整備機構（以下、中小機構）は2023年11月16日、高校などにおける起業家教育の導入を支援する起業家教育事業「起業家教育プログラム実施支援」の2024年度支援校の募集開始を発表した。募集締切は11月30日。
起業家教育事業「起業家教育プログラム実施支援」は、起業家教育の標準カリキュラムを導入し、起業家教育プログラムを実施する学校を中小機構が支援するもの。支援対象校は、学校教育法第一条で規定する高等学校、高等専門学校（1～3年生）、中等教育学校（後期中等教育段階）、特別支援学校（高等部）。過去の学校独自の起業家教育の実施経験などは問わない。
実施期間は2024年4月～2025年2月（予定）。原則、10～32時間程度の時間数で、標準カリキュラムに準じたプログラムを実施するため、2024年度は「授業カリキュラムの作成」「教員・学生からの相談対応」「要望に応じた講師などのマッチングおよび派遣」「社会へのアウトプットや社会との接点を創出する場の提供」などのサポートを予定している。
募集校数は20校。募集締切は11月30日。申込みは中小機構のWebサイトより、「令和6年度起業家教育プログラム募集要項」を確認のうえ、申し込む。
なお、同事業の予算成立は2024年3月前後を予定しており、事業実施にともなう予算が正式に確保できない場合は、実施できない可能性があるとしている。
◆2024年度起業家教育プログラム実施支援校募集
対象：学校教育法第一条で規定する高等学校、高等専門学校（1～3年生）、中等教育学校（後期中等教育段階）、特別支援学校（高等部）
募集校数：20校
募集締切：2023年11月30日（木）
応募方法：申込フォームより申し込む
