教育業界ニュース

小倉大臣対談も「放課後マガジン」全国約2,000自治体に配布

 「放課後はゴールデンタイム」をビジョンに活動する放課後NPOアフタースクールは、日本財団の助成のもと自治体向け専門情報誌「放課後マガジン」を創刊。2023年7月発刊の創刊号を全国約2,000自治体に配布した。今後、10月、1・2月と年3回の発行を予定している。

教材・サービス その他
放課後マガジン 創刊号(表紙)
  • 放課後マガジン 創刊号(表紙)
  • 放課後マガジン 創刊号(中面)

 「放課後はゴールデンタイム」をビジョンに活動する放課後NPOアフタースクールは、日本財団の助成のもと自治体向け専門情報誌「放課後マガジン」を創刊。2023年7月発刊の創刊号を全国約2,000自治体に配布した。今後、10月、1・2月と年3回の発行を予定している。

 放課後NPOアフタースクールはこれまで、地方自治体と連携し、放課後児童クラブ(学童保育)の待機児童問題、場所や担い手不足、活動のマンネリ化など、各地域の課題解決を目指し、地域ニーズに寄り添いながら地域人財を活用した放課後づくりに携わってきた。その過程で各地の自治体担当者から「他地域の好事例を知る機会がなかなかない」との声を多く聞いたことから、今回「放課後マガジン」を作成。放課後事業に関わる担当者をおもな対象に、国の施策、各地域の動向や好事例、専門家の声などをまとめて情報発信する。

 マガジンは2023年度に年間3回冊子で発行し、以降はWebメディアを中心に情報展開していく予定。創刊号となる7月発行の冊子では、こども家庭庁・小倉將信こども政策担当大臣と放課後NPOアフタースクールの平岩国泰代表理事による対談記事や、放課後NPOスタッフが語る小学生の放課後に関わる法整備の動き、全国に広がる放課後NPOアフタースクールの自治体協働、「学ぶ楽しさ日本一!」南あわじ市の挑戦、数字で見る放課後「小1の壁」といった内容が盛り込まれている。

 すでに配布された自治体担当者からは、「こども家庭庁の小倉大臣との対談がすごい。このページだけでインパクトが大きかった」「南あわじなど事例紹介が興味深い」「南あわじの活動は参加する地域の大人視点(市長など)の紹介もあり、現場で実践されているようすが感じられた」など、内容に対する高レビューと次号以降の発刊を楽しみにしているとの声が多数寄せられた。

◆放課後マガジン 概要
対象:自治体の放課後事業担当部署(教育委員会など)のほか、首長、関連省庁など
発信媒体:
・紙媒体(冊子)年間3回発行(創刊号 7月、第2号 10月、第3号 1~2月頃)
・放課後NPOアフタースクールのWebサイト、noteほかSNS各種とも連動
冊子仕様:A4カラー中綴じ冊子(創刊号12ページ、以降8ページ)

【創刊号(7月発行)の目次】
・こども家庭庁 小倉將信こども政策担当大臣×放課後NPOアフタースクール 平岩国泰代表理事 対談「人生で一番楽しい時間のひとつが”放課後”であってほしい」
・放課後NPOスタッフが語る 小学生の放課後に関わる法整備の動き
・第4回放課後勉強会レポート
・全国に広がる!放課後NPOアフタースクールの自治体協働
・「学ぶ楽しさ日本一!」南あわじ市の挑戦
・数字で見る放課後「小1の壁」
・放課後NPOアフタースクールからのお知らせ

《畑山望》

この記事はいかがでしたか?

  • いいね
  • 大好き
  • 驚いた
  • つまらない
  • かなしい

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top