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小学生向けオルタナティブ・スクール「ヒロック初等部」渋谷区に9月開校

 ソダチバ・プロジェクトは2023年9月、東京都渋谷区の代々木公園隣に小学生向けオルタナティブ・スクール「ヒロック初等部」を開校する。2022年4月に開校した世田谷校に続く2校目となる。出願は6月23日から開始する。

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ヒロックの特徴
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  • カリキュラム
  • スクール・ディレクターの五木田洋平氏
  • シェルパの蓑手葉子氏

 ソダチバ・プロジェクトは2023年9月、東京都渋谷区の代々木公園隣に小学生向けオルタナティブ・スクール「ヒロック初等部」を開校する。2022年4月に開校した世田谷校に続く2校目となる。出願は6月23日から開始する。

 ヒロック初等部は、ワイルド&アカデミックな環境で、子供が主役となって「育ち」や「学び」を主体的に勝ちとる、“福利(=well-being)を広げていく学校”。 カリキュラムは、「探究&教科」の学びを通して確かな教養・基礎学力と探究心が伸びることを目指す。

 フレームワークとして、自分で目標を決めて基礎学力を積み上げる過程で、生きていくうえで必要な自己調整能力を身に付ける「自由進度学習」、自分の興味をとことん探究する「マイプロジェクト」、科目横断的なテーマに沿って身近な生活からアカデミックな世界に親しむ「テーマ学習」を取り入れている。さらに、緑豊かな公園で過ごしたり、仲間と遊んだりと、ゆったり過ごせる「自由」の時間も設ける。

 運営メンバーは、それぞれが国際ビジネスやコンサルティングなどを経て起業した幅広い社会経験をもつ。ヒロックでは、子供に寄り添う観点から「先生」ではなく、ヒマラヤ登山ガイドのシェルパにちなみ「ラーニング・シェルパ」と呼ぶ。生徒12名につき1名のシェルパが配置される体制(公立小の3倍以上)で、ひとりひとりの育ちと学びをコーディネートするという。

 ヒロック初等部代々木校は、2023年9月開校予定。定員は最終40名。9月編入生(現小学1~3年生)12名、2024年度新1年生8名。出願は6月23日~8月8日。募集要項など詳細はWebサイトで確認できる。オンライン説明座談会を6月22日・7月4日・7月20日に開催。対象は、小学1~3年生(代々木校の9月編入を検討の人)、現年長(2024年度の新1年生)の保護者。内容は代々木校の話が中心となるが、世田谷校(現年長に限定)を考えている人も参加できる。申込みはWebサイトから行う。そのほか、親子見学会や一般見学も行っている。

◆ヒロック初等部代々木校
開校:2023年9月予定
所在地:東京都渋谷区富ヶ谷1-11-12(最寄駅:代々木公園駅、代々木八幡駅から1分)
出願期間:2023年6月23日(金)~8月8日(火)

《田中志実》

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