博報堂DYホールディングスは、同社グループの社会貢献活動の一環として提供している中高生向けの探究学習プログラム「Hasso Camp」の内容を拡充した。申込みはWebサイトより受け付けている。
Hasso Campは、学校単位で実施する通年開催の「Hasso Camp」と、夏休み期間中に高校生が個人で参加できる「Hasso Camp Project ミライ」の2種類のプログラムを設けている。2024年6月より提供を開始し、2025年6月までに、学校単位で実施するHasso Campには29校(中学校18校、高校11校)・合計403名、2024年8月に実施した高校生向けのHasso Camp Project ミライには22名が参加した。
今回の拡充では、「社会の課題」「地域の課題」「自身の課題」という3つのテーマのもと、2024年度から提供しているプログラムに加えて、博報堂DYグループのスペシャリストたちと新たに開発した「身近なアンコンシャスバイアス(無意識の偏見)をなくすアイデアを考える」「通うのが楽しくなるメタバース学校を考える」「地球温暖化で暑くなるミライへの適応策をデザインする」といったプログラムを追加する。
実施当日は博報堂DYグループの社員が講師やチームメンバーとして参加し、中高生に「生活者発想」や「クリエイティビティ」を体験してもらいながら、社会課題についての発想力を育む。Hasso Campの申込みは常時受け付けており、詳細は特設Webサイトで確認できる。
Hasso Campプログラムは、社会や地域、自身の課題をテーマに、中高生の発想力を育む120分のプログラム。独自のフレームワークを用いて新たな視点の発見やアイデアの発想に挑戦する。開催時期は通年で、対象は中学1~3年生、高校1~3年生、1回2時間のプログラムで、場所は東京・赤坂、定員は4~30名、費用は無料である。
Hasso Camp Project ミライプログラムは、高校生と博報堂DYグループ社員がチームを組み、夏季休暇期間の3日間をかけて社会的テーマに挑戦する。チームでの実践を通じて発想力を育み、共に未来を創造する。開催時期は8月で、対象は高校1~3年生、全3回のプログラムで、場所は東京・赤坂、都内近郊でのフィールドワークも含まれる。定員は30名で、費用は無料である。なお、2025年度の「Hasso Camp Project ミライ」の申込受付は終了している。