教育業界ニュース

ICT活用「実践研究助成」報告会8/3-4…パナソニック教育財団

 パナソニック教育財団は2023年8月3日・4日、2023年度の「実践研究助成」成果報告会を第8回関西教育ICT展会場およびオンラインにて開催する。特別研究指定校5校が実践研究のプロセスと成果を発表し、各校のアドバイザーが講評する。

イベント 教員
2023年度「実践研究助成」成果報告会
  • 2023年度「実践研究助成」成果報告会
  • 第8回関西教育ICT展

 パナソニック教育財団は2023年8月3日・4日、2023年度の「実践研究助成」成果報告会を第8回関西教育ICT展会場およびオンラインにて開催する。特別研究指定校5校が実践研究のプロセスと成果を発表し、各校のアドバイザーが講評する。

 パナソニック教育財団は、1973年に視聴覚教育の振興を目的として設立。以後40年以上にわたり、学校教育の情報化を推進するための実践研究・助成活動に取り組み、ICTを活用して課題解決・改善に取り組む実践研究を募集している。「実践研究助成」は、1年間の研究に対して50万円の助成をする「一般」と、2年間で150万円を助成する「特別研究指定校」制度の2種類がある。

 2023年度の「実践研究助成」成果報告会では、第46回特別研究指定校1校と第47回特別研究指定校4校が実践研究のプロセスと成果を発表し、各校のアドバイザーが講評する。8月3日は、「探究学習を通じたキャリア教育・地域連携での学びの実践」について、第47回特別研究指定校の聖ヨゼフ学園 日星高等学校が発表。研究課題は「SDGs未来都市舞鶴市を通して地方創生を考える~ICTで人と繋がる。社会と繋がる。教科が繋がる。誰一人取り残さない教育をめざして~」。講評は、関西大学教授の小柳和喜雄氏が務める。

 さらに、第47回特別研究指定校の長岡市立関原中学校が、研究課題「自己の生き方を追求し、よりよい社会を創ろうとする能動的学習者の育成~知・徳・体を総合的に育むICTを活用したキャリア教育の実践を通して~」を発表する。講評は、日本女子大学名誉教授の吉崎静夫氏。

 8月4日は、「1人1台端末の活用 持ち帰りでの学びや授業研究がどう変わった?」について、第46回特別研究指定校の芝浦工業大学附属中学高等学校が、研究課題「生徒の学びの質の向上『STEAM×PBL×デザイン思考』~探究活動とSDGs、海外教育旅行プログラムとの連動~」を発表。講評は、東北学院大学教授の稲垣忠氏。そのほか、榛東村立榛東中学校、静岡市立横内小学校がそれぞれ研究課題を発表する。

 両日とも、発表後はアドバイザーによる総括セッションを実施する。報告会は第8回関西教育ICT展会場およびオンラインにて開催。申込みはWebサイトから行う。なお、会場参加の場合、人数制限がある。参加は無料。

◆2023年度「実践研究助成」成果報告会
日時:2023年8月3日(木)13:00~15:15・4日(金)11:00~15:15
場所:第8回関西教育ICT展会場(大阪府大阪市住之江区南港北1丁目5−102 インデックス大阪)およびオンライン
発表校:聖ヨゼフ学園 日星高等学校、長岡市立関原中学校、芝浦工業大学附属中学高等学校、榛東村立榛東中学校、静岡市立横内小学校
申込方法:Webサイトから行う※会場参加の場合は人数制限あり
参加費:無料

《田中志実》

この記事はいかがでしたか?

  • いいね
  • 大好き
  • 驚いた
  • つまらない
  • かなしい

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top