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セミナー「伝わるICT教育」8/8…UDフォント導入の実情など

 モリサワは2023年8月8日、教育関係者対象の「伝わる」ICT教育をテーマとしたオンラインセミナーを開催する。同社のUDフォントを利用する教育者、教材メーカーを招いて、これからのICT教育を考えるためのヒントを伝える。参加は無料。

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セミナー「誰ひとり取り残さない『伝わる』ICT教育
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 モリサワは2023年8月8日、教育関係者対象の「伝わる」ICT教育をテーマとしたオンラインセミナーを開催する。同社のUDフォントを利用する教育者、教材メーカーを招いて、これからのICT教育を考えるためのヒントを伝える。参加は無料。

 教育現場の労働環境がメディアでも取り上げられ社会問題になっている昨今、よりICTを活用した教育活動が求められている。誰1人取り残すことのない教育をどのように構築すれば良いか、UDフォントを採用する教育の研究者、現場、教材メーカーのそれぞれのプロが集結し、ICT教育について語る。

 当日は2部編成。1部のゲストトークでは3人が登壇。奈良県立教育研究所の教育情報化推進部主幹・小﨑誠二氏は、2020年に「奈良県域GIGAスクール構想推進協議会」を発足しICT端末の共同調達を行うなど、ICT教育の発展のために従事している。今考えるICTを活用した教育現場に必要なことは何か、フォントの必要性について説明する。

 2人目は生駒市俵口小学校教頭の八代大輔氏。生駒市の教育現場では、先生から発信する情報発信について「伝わる」教育を実現するためにどのような取組みをしているのか、UDフォントを活用した教職員向けの研修内容や、伝わる教材・資料作成をトピックに具体的に紹介する。

 3人目は、教育機関で活用される授業支援アプリ「MetaMoJi ClassRoom」を提供するMetaMoJiの石澤朋氏が登壇。今のICT教育のトレンドや現場の声を共有し、なぜUDデジタル教科書体を選んだのかについて説明する。

 2部では、ゲスト登壇者にUDデジタル教科書体の開発メンバーを加えた4人で、参加者からの質問に答え、悩みを解決していく。イベントの対象は、教育関係者(教育委員会指導主事、小学校~大学までの教職員など)。開催はZoomを利用して行う。申込方法はWebサイトから行う。申し込み後、当日までにメールでZoomの登録URLを送る。当日参加できない場合は、アーカイブ動画の視聴が可能となっている。参加は無料。

◆セミナー「誰ひとり取り残さない『伝わる』ICT教育」
日時:2023年8月8日(火)13:30~16:30
場所:Zoomを利用して開催
対象:教育関係者(教育委員会指導主事、小学校~大学までの教職員など)
参加費:無料
申込方法:Webサイトから申し込む

《田中志実》

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