文部科学省は2023年4月19日、新時代に対応した高等学校改革推進事業の3本柱の1つ「創造的教育方法実践プログラム」の2023年度(令和5年度)の指定校を公表した。3件の申請のうち、伊万里実業高校(佐賀県)と五ヶ瀬中等教育学校(宮崎県)の2校が採択された。
創造的教育方法実践プログラムは、「新時代に対応した高等学校改革推進事業」の事業内容の1つで、遠隔・オンライン教育を活用した新しい教育方法により、教科等横断的な学びを実践する高等学校等を文部科学省が指定している。
2023年度は、2023年3月6日~3月30日の期間に公募が行われ、「新時代に対応した高等学校改革推進事業企画評価委員会」において、審査要項および審査基準に基づき審査を実施。
申請のあった3校のうち、伊万里実業高等学校(管理機関:佐賀県教育委員会)と五ヶ瀬中等教育学校(管理機関:宮崎県教育委員会)の2校が指定校に採択された。指定期間は原則3年間。今後、指定校では、Society5.0に対応する先端的な学びや、大学や関係機関との連携による双方向型授業を取り入れた「カリキュラム開発」が行われる。