教育ネットは、教育現場での業務の効率化や授業の質の向上を目的としたAI活用ガイドブック「学校でAIを活用するためのChatGPTガイド」を作成。2023年4月13日より教職員向けに無料ダウンロードサービスを開始した。
最近話題になっている「ChatGPT」は、AIを活用したチャットボット。対話を利用して質問に答えることや、オリジナルのテキストを生成することができる人工知能ツールとして注目を集めている。教育現場では、生徒たちの学習の妨げになると不安視する声や、教職員の業務を大幅にカットできる可能性等、さまざまな声があがっている。
教育ネットは、3月29日開催のセミナーに参加した教員等の声をもとに、活用ガイドブックを作成。ChatGPTの基本的な知識や特徴から、学校の校務や授業準備、授業で活用できる10個以上のプロンプトを掲載。教育現場で有効に利用するためのヒントをまとめている。
ガイドはデータ形式で提供。ダウンロード用サイトから無償でダウンロードでき、この冊子を通じて、教職員が教育現場でChatGPT等のAIをより有効活用できることに期待が寄せられる。
なお、4月22日および5月9日の2日間、ガイド作成のもとになったセミナーと同様のセミナー「学校でAIを活用するためのChatGPT学習セミナー～ChatGPTを使った授業づくりと学びの未来を考える～」を開催。小中高等の教職員を対象に、オンラインで開催する。参加費は500円。申込みは教育ネットWebサイトにて受け付ける。
◆学校でAIを活用するためのChatGPT学習セミナー～ChatGPTを使った授業づくりと学びの未来を考える～
日時：2023年4月22日（水）10:00～11:00／5月9日（火）18:00～19:00
※実施内容は両日とも同じ
形式：オンライン開催（Zoom）
対象：小学校、中学校、高等学校等、教育機関の教職員
参加費：500円
申込方法：教育ネットWebサイトより申し込む
内容：
・ChatGPTって何？
・業務改善のためのAI利用
・授業の中でのAI利用
・AIを活用するための力
