Libryは大修館書店と業務提携契約を締結し、高等学校の情報科および探究学習の教科書・教材を、デジタル教科書・教材プラットフォーム「Libry」にて2027年1月ころから順次提供すると発表した。Libryが情報科のデジタル教科書を提供するのは初となる。
今回の提携では、紙とデジタルの良さを場面に応じて使い分けられる学習環境の実現を目指す。探究学習や情報Iの学びにおいて、生徒が端末上でいつでも教材を振り返り、身に付けた知識・技能を進路実現まで一貫して生かせるようにする。また、課題の検索・配信や生徒の進捗把握を効率化することで、教員が生徒と向きあう時間の創出を図る。
Libryで提供するデジタル教材は以下のとおりだ。情報が「高等学校 情報I(教科書番号:情I050-901)」「高等学校 情報I 学習ノート」で、2027年3月ころ提供予定。探究(「アクチュアルX」シリーズ)が、「探究スキルブック」「探究スターターブック」「総合型・学校推薦型選抜 志望理由書作成ワークブック」で、2027年1月ころ提供予定。
「アクチュアルX」シリーズは、AI時代の探究学習を一貫して支えるシリーズだ。手法を体系的に学べる『探究スキルブック』、探究の導入で使える『探究スターターブック』、経験を進路につなげる『総合型・学校推薦型選抜 志望理由書作成ワークブック』の3冊で構成され、目的や段階に応じて柔軟に活用できる。
いずれの教材にも、生成AIを思考を深めるパートナーと位置づけた解説やワークを収録している。探究を「やって終わり」にせず、進路希望の言語化にまで導く内容となっており、紙面QRからの連携やLibryでの配信により、個別最適な学びも実現する。
Libryはすでに22社と業務提携し、教科書会社をはじめとする出版社などのデジタル教材をプラットフォームで提供している。全国の高等学校・中学校で700校超の導入実績をもつ。デジタル教材とAIドリルの特性を併せもち、1つの端末で複数の教材や問題集を管理できるほか、学習履歴に基づいた「類似問題機能」などで、生徒ひとりひとりの学習状況や理解度に合わせた個別最適化学習を実現する。
大修館書店の担当者は「大修館書店は長年、教科書や副教材の刊行を通じて学校教育に携わってまいりました。一人一台端末が定着する中、紙で学ぶ価値を守りつつデジタルの利便性をどう届けるかは重要な課題となっています。Libryは紙の良さを残しながら、持ち歩きや検索性、分析機能といったデジタルの強みを磨いてきたサービスであり、先生の負担を軽減しつつ確かな学びを目指す姿勢は私たちの教材づくりと重なります。『アクチュアルX』シリーズと情報科の教科書・教材をLibryでお届けすることで、私たちは紙とデジタルの両輪でこれからの学びを支えていきます」とコメント。
Libry代表取締役CEOの後藤匠氏は「この度、長きにわたり日本の教育現場を支えてこられた大修館書店様と業務提携できることを、大変嬉しく、心強く思っています。AIによって劇的に社会が変化していく中で、情報リテラシーやAIリテラシーの重要性は非常に高まっています。そのような時代の流れの中で、当社にとって初めての試みとなる情報科目の教材や、『考える力を失わずにAIをどう使うか』という方針で制作された探究向けの副教材『アクチュアルX』シリーズがLibryでご利用いただけるようになります。大修館書店様のコンテンツが効果的に活用され、子供たちの豊かな学びへと繋がるよう貢献してまいります」とコメントしている。
Libryと大修館書店の業務提携に関する詳細は、特設Webページで確認できる。








