教育業界ニュース

河合塾、スポーツで非認知能力育成…部活動地域展開を支援

 河合塾グループの持株会社であるKJホールディングスは2026年6月26日、アーシャルデザインと資本業務提携契約を締結した。両社の知見やノウハウを融合し、新たな教育サービスを共同開発・提供することで、生徒ひとりひとりの可能性を広げる新たな教育価値の創出をめざす。

教育行政 その他
河合塾グループとアーシャルデザインが資本業務提携契約を締結
  • 河合塾グループとアーシャルデザインが資本業務提携契約を締結

 河合塾グループの持株会社であるKJホールディングスは2026年6月26日、アーシャルデザインと資本業務提携契約を締結した。両社の知見やノウハウを融合し、新たな教育サービスを共同開発・提供することで、生徒ひとりひとりの可能性を広げる新たな教育価値の創出をめざす。

 アーシャルデザインは、「& Sports. More Human 人間の進化をスポーツで実装する」というミッションを掲げ、体育会学生や競技を引退したアスリートなどのスポーツ人材のキャリア支援をはじめとする、スポーツを軸とした幅広い事業を展開している。近年では、文部科学省が全国で進める「部活動の地域展開」の実現に向け、指導者の確保・育成から自治体との制度設計、運営体制の構築まで一気通貫で支援するとともに、日本トップクラスの自治体連携実績をもとに、持続可能な地域部活動モデルの構築を推進している。

 同提携を通じて、アーシャルデザインが有するスポーツ人材のキャリア支援・育成に関する知見や部活動地域展開の支援を通じて構築してきた自治体・学校とのネットワークと、河合塾グループが長年の教育活動を通じて培ってきた教育ノウハウや教育アセットを融合する。スポーツを通じた学びや成長を支える新たな教育サービスの創出をめざす。

 なお、「部活動の地域展開」とは、文部科学省が進める部活動改革の一環である。少子化や教員の働き方改革などを背景に、学校・自治体・地域団体・民間事業者などが連携し、生徒のスポーツ・文化芸術活動を地域全体で支える仕組みへ転換する取組みである。地域資源を活用しながら、生徒ひとりひとりのニーズに応じた多様で豊かな活動機会を確保するとともに、スポーツや文化芸術を通じた新たな学びの場の創出をめざしている。

 具体的な取組みとして、「部活動の地域展開」を機会とした新たな教育プログラム・コンテンツの企画・展開を行う。生徒ひとりひとりが部活動を通じて学び、成長し、主体的に挑戦する力を育む教育プログラム・コンテンツを共同で企画・展開する。

 また、スポーツによる「非認知能力」の成長・育成に関する共同調査・研究を行う。スポーツ活動が主体性や協調性などの非認知能力に与える影響について共同で調査・研究を行い、その教育効果を科学的に検証する。これらをベースとして、スポーツを通じた学びや成長を可視化する独自の教育コンテンツなどの企画・開発を進める。

 両者は今後、「スポーツ×教育」領域における新たな価値創出を通じて、ひとりひとりの学び・成長と、社会の発展に貢献していく。

《吹野准》

この記事はいかがでしたか?

  • いいね
  • 大好き
  • 驚いた
  • つまらない
  • かなしい

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top