教育業界ニュース

日本大、英語教育でETS・IIBCと連携…TOEIC・TOEFL活用へ

 日本大学は2026年8月27日、ETS、IIBCと英語教育の発展と学習者の英語力向上に向けたMOUを締結した。TOEIC ProgramやTOEFL ITPなどのテスト活用、成果の共有・発信、調査研究支援などで協力する。

教育行政 その他
左から:アミット・セバク氏(ETS CEO)、大貫進一郎氏(日本大学学長)、藤沢裕厚氏(IIBC理事長)
  • 左から:アミット・セバク氏(ETS CEO)、大貫進一郎氏(日本大学学長)、藤沢裕厚氏(IIBC理事長)

 日本大学は2026年8月27日、米国の非営利団体ETSおよび国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)と、英語教育の発展と学習者の英語力向上を目的とした相互協力に関する基本合意書(MOU)を締結した。三者は、それぞれの知見を生かし、教育、測定、学習改善の観点から協力を進める。

 MOUの締結にあたり、同日、日本大学で署名式を開催した。式典には、日本大学学長の大貫進一郎氏、ETS CEOのアミット・セバク氏、IIBC理事長の藤沢裕厚氏らが出席。各代表による挨拶とMOUの趣旨説明に続き、署名と記念撮影が行われた。

 MOUは、三者がそれぞれの知見を生かし、英語教育の発展と学習者の英語力向上に向けて協力するための枠組みを定めるもの。具体的な協力内容や実施方法、対象範囲、成果の共有方法などは、今後、三者で協議し、整理ができた事項から順次進めていく。

 協力を検討するおもな領域として、テストプログラムの活用、取組み成果の社会還元、調査研究支援の3つをあげている。

 テストプログラムの活用では、日本大学がTOEIC ProgramやTOEFL ITPを含むETSのテストプログラムを活用し、客観的な指標に基づいて学生ひとりひとりの英語力向上を支援する。

 取組み成果の社会還元では、取組みの成果が日本の英語教育に寄与するものとなるよう、三者で成果を共有・発信する。調査研究支援では、ETSとIIBCが、テスト結果の分析・解釈などに関する知見の提供を通じて、日本大学の取組みを支援する。

 個人情報の取扱い、データの利用範囲、成果公表の方法などについては、関連法令や学内規程などを踏まえ、必要な手続きを経たうえで、今後の協議により具体化する。

 日本大学は、1889年創立の日本法律学校を前身とする総合大学。「自主創造」を教育理念に掲げ、文系・理系から医療系、芸術学部まで16学部・通信教育部を設置している。

 ETSは、グローバルな学習・人材ソリューションを提供する非営利団体。「教育測定技術の向上によって、人類の発展を促進する」をミッションに掲げ、TOEFL、TOEIC、GRE、Praxisなどの評価・スキル認定サービスを提供している。

 IIBCは、「人と企業の国際化の推進」を基本理念として1986年に設立。「グローバルビジネスにおける円滑なコミュニケーションの促進」をミッションに、国内外の関係機関と連携しながらTOEIC Programやグローバル人材育成プログラムを展開している。

《吹野准》

この記事はいかがでしたか?

  • いいね
  • 大好き
  • 驚いた
  • つまらない
  • かなしい

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top