COMPASSとELSA Corp.は2023年1月31日、パートナー契約の締結を発表した。「Qubena」の英語スピーキング問題の正誤判定にAI音声認識技術を採用し、学習者のスピーキングスキル習得を強化する。
COMPASSが開発・提供する「Qubena(キュビナ)」は、学習eポータル+AI型教材。小中学校の5教科に対応しており、AIがひとりひとりにあわせた最適な問題を出題する。端末へのインストールが不要のWebブラウザで利用することができる。
一方のELSA Corp.が開発・提供する「ELSA Speak」は、発音矯正をサポートする独自のAIを搭載したアプリ。高精度の発音認識機能により非ネイティブの音声を約95%の精度で認識する。AIが学習者のスピーキングの弱み(発音・アクセント・イントネーション・流暢さ・語彙力・文法)を特定し、よりネイティブに近い発音ができるよう、即座に正しいフィードバックを行うことが可能だという。
今回の提携により、「Qubena」は英語のスピーキング問題において、「ELSA Speak」のAI音声認識技術の採用を決定。2023年度中に搭載問題のアップデート・問題追加を行うことで、学習者のスピーキングスキル習得へのサポートを強化するという。
小学校で教科としての学習がスタートしている英語教育は、中学校では「聞く」「話す」ことに、より重点が置かれる内容へと変化してきている。Elsa Corp.のCEOであるVu Van氏は、「このパートナーシップをきっかけに今後さらに多くの日本の子供たちが、英語を話すことに自信をもって、世界とつながるきっかけをもってほしいと願っています」とコメントした。