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ノーコードで画像異常検知AIを開発、ADFI「アカデミックプラン」

 AIクラウドサービスを提供するAIロボティクスは2022年12月14日、教育・研究機関向けにノーコードで画像異常検知AIを開発できるクラウドサービス「ADFI(アドファイ)」の「アカデミックプラン」の提供を開始した。

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ADFIアカデミックプラン
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 AIクラウドサービスを提供するAIロボティクスは2022年12月14日、教育・研究機関向けにノーコードで画像異常検知AIを開発できるクラウドサービス「ADFI(アドファイ)」の「アカデミックプラン」の提供を開始した。

 ADFIは、ノーコード(プログラミングせずに画面上の操作だけ)で画像異常検知AIを開発できるクラウドサービス。専門知識やプログラミング技術が無くても、AIの作成と性能評価を行うことができる。

 たとえば、大学等の授業で学生がAIを学ぶ際にADFIを使うことで、簡単にAI開発を体験することが可能。研究機関においては、ADFIを活用することでAIの開発・性能評価にかかる負担を大きく軽減することが期待できる。

 今回、AIの研究開発に取り組む教育・研究機関向けに低価格でADFIを利用できる「アカデミックプラン」の提供を開始。利用対象は、学校・教育機関・研究機関等。各機関に所属する学生・教職員・研究員が利用できる。また、プログラミング教室等の塾においても利用可能。

 大学における利用事例として、日本大学理工学部建築学科建築環境・設備研究室では、「建築設備を対象とした自動点検システム」の研究開発にADFIを利用しているという。

 アカデミックプランの利用料金は年額33万円(税込)。利用可能データセット数は10、外部システムからのAPI利用可能回数は1データセットあたり10万回。契約期間は1年間で、1年ごとに更新となる。なお、10データセットより多く利用したい場合は、個別に料金を見積る。

 申込みはADFI公式Webサイトのコンタクトフォームより問合せのこと。担当者から詳細について折り返し連絡する。また、Webサイトでアカウントを作成すると、ADFIの無料体験もできる。

◆アカデミックプラン概要
利用可能データセット数:10
外部システムからのAPI利用可能回数:10万回/データセット
契約期間:1年間(1年ごとに更新)
利用料金:33万円(税込)/年
支払方法:請求書払い
申込方法:ADFI公式サイトのコンタクトフォームから問合せる
※10データセットより多く利用したい場合は、個別に見積り


《畑山望》

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