COMPASSは2022年11月8日、開発・提供する学習eポータル+AI型教材「Qubena(キュビナ)」を、Ddriveが構築する自治体独自データ利活用基盤へ連携することを発表した。学校のさまざまな教育データを統合し、分析することが可能となる。
「Qubena」は、COMPASSが提供する学習eポータル+AI型教材。小学校・中学校の主要5教科に対応しており、AIが児童生徒ひとりひとりの習熟度に合わせて最適な問題を出題する。
今回連携が決定した「Ddrive」は、Google for Educationを中核に、自治体独自のデータ利活用基盤を構築している。連携することにより、自治体や学校が「Qubena」の学習データを蓄積し、独自の分析を行うことができるようになるだけでなく、他のさまざまな教育データとの掛け合わせによる分析と、それに基づく施策の実行が可能になるという。
例として、Ddriveが開発したアプリケーション「きもちメーター」とデータを連携。生徒の心身の健康状態と「Qubena」等での学習の取組み状況をあわせて可視化することで、生徒の異変に早期に気づき、いじめや不登校を未然に防止するための客観的物差しを増やすこと等を想定している。
2022年11月12日には、Google Workspace for Educationの機能を最大限に活用した教育データの利活用や、校務でのゼロトラストの実装を実現する等、教育現場でのDXを推進するためのパッケージソリューションを紹介するオンライン発表会を開催する。「Qubena」の学習データと連携したデータ利活用事例についての紹介も実施する。
◆Google for Education 教育DXパッケージ発表会
~ポストGIGAで実現する一歩先のICT活用のために~
日時:2022年11月12日(土)13:00~14:25
開催方法:YouTube配信 ※当日参加できなくても、申し込みをすればアーカイブ視聴が可能
対象:全国の学校現場、都道府県および市区町村の教育委員会等の研修やICT推進の担当者等
参加費:無料(事前登録制)
申込方法:Webサイト申込専用フォームより申し込む