教育業界ニュース

教員免許更新制と教師の学びを考える「秋のセミナー」11/23

 日本カリキュラム学会は、教員免許更新制の「その後」と教師の学びを考える「秋のセミナー2022」をオンラインで開催する。日時は2022年11月23日午後1時30分~午後4時30分を予定。参加費は無料。

イベント 教員
日本カリキュラム学会
  • 日本カリキュラム学会

 日本カリキュラム学会は、教員免許更新制の「その後」と教師の学びを考える「秋のセミナー2022」をオンラインで開催する。日時は2022年11月23日午後1時30分~午後4時30分を予定。参加費は無料。

 「秋のセミナー」は、日本カリキュラム学会の社会貢献的行事として、すべての学校関係者および教職を目指す学生・院生、報道機関関係者、研究者等に公開している。今回開催される「秋のセミナー2022」では、教員免許更新制の「その後」と教師の学びについて、あらためて考える機会にしたいとしている。

 教員免許更新制は、2007年の法改正により2009年から開始され、十数年経過した。2022年5月11日には「教育公務員特例法および教育職員免許法の一部を改正する法律」が成立し、同年7月1日に教員免許更新制は「発展的に解消」された。それにともない、「研修履歴を活用した対話に基づく受講奨励に関するガイドライン」についてパブリック・コメントが行われ、同年7月29日に期限を迎えた。

 「研修履歴を活用した対話に基づく受講奨励に関するガイドライン」は同年8月31日付で正式に策定され、「公立の小学校等の校長および教員としての資質の向上に関する指標の策定に関する指針(令和4年8月31日改正)」とあわせ、文部科学省のWebサイトで公表されている。

 これらの動向は、教育関連の諸学会においてシンポジウム等で扱われており、「カリキュラムと教師」というテーマからみても興味深いものとなっているという。

 セミナー当日は、指定討論者を早稲田大学教授の菊地栄治氏が務める。また、東京学芸大学教授の岩田康之氏による「教師の主体的な学びをどう創るか」、文部科学省総合教育政策局教育人材政策課教員免許企画室長の樫原哲哉氏による「『令和の日本型学校教育』を担う教師の養成・採用・研修等の在り方」、教職員支援機構審議役の佐野壽則氏による「教職員支援機構(NITS)と教委等の協働による新たな研修の開発について」の報告が行われる予定。

 参加費は無料で、会員以外の参加も可能。開催形式はオンラインで、参加方法は後日Webサイトに掲載される。

◆秋のセミナー2022
日時:2022年11月23日(水・祝)13:30~16:30(予定)
会場:オンライン(Zoom)
※詳細は後日、日本カリキュラム学会Webサイトに掲載
参加費:無料(会員以外の参加も可能)


《いろは》

この記事はいかがでしたか?

  • いいね
  • 大好き
  • 驚いた
  • つまらない
  • かなしい

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top