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「未来の教室」部活ビジョンに道教大等10事業者

 経済産業省は2022年10月20日、2022年度「未来の教室」実証事業のテーマD「未来のブカツビジョン」の公募において、さいたまスポーツコミッションや北海道教育大学等、10事業者の採択を発表した。

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「部活動地域移行の受け皿モデル創出に向けた実証」採択事業者
  • 「部活動地域移行の受け皿モデル創出に向けた実証」採択事業者
  • 「部活動地域移行における個別論点F/S事業」採択事業者

 経済産業省は2022年10月20日、2022年度「未来の教室」実証事業のテーマD「未来のブカツビジョン」の公募において、さいたまスポーツコミッションや北海道教育大学等、10事業者の採択を発表した。

 2022年度「未来の教室」実証事業では7月29日から8月19日まで、民間事業者等を対象に「未来のブカツビジョン」に関するテーマDを公募。部活動の地域移行を契機として、U15/U18/その他世代のスポーツ環境の社会システムの再構築を目的とした事例創出のため、「未来のブカツビジョン」の実現に関するテーマを募集し、10月20日にWebサイトで採択結果を発表した。

 2つのテーマがあり、「部活動地域移行の受け皿モデル創出に向けた実証」にはエンボス企画、スポーツデータバンク沖縄、A-bank北海道、さいたまスポーツコミッション、大阪成蹊学園の5事業者、「部活動地域移行における個別論点F/S事業」にはYMFG ZONEプラニング、First Penguins、北海道教育大学、ソシオ成岩スポーツクラブ、スポーツデータバンクの5事業者が採択された。

 このうち、さいたまスポーツコミッションは埼玉県さいたま市で「さいたま市地域部活動統括団体(仮称)」による部活動指導者派遣モデルの創出事業、北海道教育大学は北海道岩見沢市で広域下における地域部活動導入のための、拠点校化にともなう移動問題に関する個別論F/S事業の実施を計画。エンボス企画は、茨城県つくば市の学校施設を活用した収益事業を軸にした部活動の地域移行モデルに取り組む。

 採択事業者と事業名、実施地域は、未来の教室Webサイトで公開している。


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