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イーオン、英検取得に効果的な学習法4選

 英会話イーオンは2022年8月23日、大学受験生が利用した外部検定で約9割が「英検」を利用していることから、英検取得に効果的な学習法4選を公表した。今回は、リーディング・リスニング・ライティング・スピーキング別に4技能を解説する。

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 英会話イーオンは2022年8月23日、大学受験生が利用した外部検定で約9割が「英検」を利用していることから、英検取得に効果的な学習法4選を公表した。今回は、リーディング・リスニング・ライティング・スピーキング別に4技能を解説する。
 
 近年、大学受験の方法や必要な書類は多様化してきており、より自分の長所等を生かした受験が可能となっている。7月14日に旺文社情報センターが公表した調査によると「受験生が利用した外部検定は9割近くが英検を利用」しているという。
 
 また、日本英語検定協会が発表したデータによると、2021年度の受験者数は過去最高の410万2,668人で、そのうち約300万人が中学・高等学校(高専含む)だった。このように英検の人気は年々高まっており、英語能力の証明に加えて、大学受験等を見越して取り組む学生が多いようだ。
 
 そこでイーオンの子供向け英会話教室「イーオンキッズ」の担当者である柘植睦子先
生が英検取得に効果的な学習法4選を紹介。今回は、英検で必要な4技能(リーディング・リスニング・ライティング・スピーキング)にわけて解説する。

 リーディングのポイントは「語彙力と速読力」。まず語彙力強化に向け、単語だけを覚えるのではなく、文中での単語の使い方もあわせて覚えること。そして次に大事な速読力教科のためには、一語一語を日本語に訳すのではなく、キーワードを探したり、全体の意味を捉えたりする練習をする。リーディングにはまとまった文章を短時間で読み取る力が必要なので、自分が興味をもてる分野から多読するのがお勧め。
 
 リスニングのポイントは「スピードに慣れること」。まず、テキストを見ずにとにかく耳だけを頼りに聞く、その語どれだけわかったかを確認。次に、音声を聞きながら、文字を目で追う。この時、音声を文字で確認することで、語句がどのようにつながって聞こえるか等に気がつくことができる。次に、オーバーラッピングやシャドーイングを繰り返し、最後にもう一度聞いてどれだけ聞きとれるようになったかを確認する。
 
 ライティングのポイントは「表現力」。いきなり英語の文章を書くのは難しいので、自分の考えや簡単なテーマで始めること。ポイントは、相手に伝わる書き方を意識することで、多書きを活用すると良い。多書き(TAGAKI)とは、テーマに沿って決まった語数を使って文で表現すること。テーマは「休日の過ごし方」等、自分とって易しいレベルから始めるのがお勧め。
 
 スピーキングのポイントは「話す量」。「話す」と「書く」は表裏一体で、話せることは書け、書けることは話せる。2~3行でも良いので短い日記をつけたり、自分の好きなアニメや映画のセリフを声に出しながら書くのも効果的。SNSを英語で発信することも楽しく実践に繋がる。
 
 イーオンでは、中学生以下が対象の「イーオンキッズ」と高校生以上が対象の「イーオン」を展開。年齢にあわせた細かなクラス分け・教材を提供し、2020年度英検(第1回~3回)では幼児~高校生まで計2,748人の合格者を輩出。生徒保護者アンケート(2019年)では、保護者の87%が「上達を実感する」と回答を寄せている。


《川端珠紀》

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