2020年と2年前の状況ではあるが、「空調(冷房)設備設置状況 (都道府県別)」から普通教室の設置状況を都道府県別に見ていくと、北海道は4.3%ともっとも低く、これに秋田県の25.9%、青森県の26.2%が続く。90%を下回るのは、北海道、秋田県、青森県のほか福島県、石川県、長野県。一方で茨城県、埼玉県、東京都、富山県、滋賀県、京都府、兵庫県、鳥取県、広島県、山口県、徳島県、香川県、大分県は100%となっている。
一部の地域を除き、普通教室へのエアコン(クーラー)の設置が進んでいる。教室にはないクーラーが職員室に設置されていて、子供時代に職員室に涼みにいった経験のある人もいるようだが、現在の職員室のクーラー設置状況はどうだろうか。
今、「熱中症で3人の若い教員が校内で倒れました。一人は救急搬送です。大事には至りませんでしたが、職員室に冷房が無いのが要因とのこと。」とするツイートが話題となっている。
熱中症で3人の若い教員が校内で倒れました。
— 学校の末路について考える (@I8Imq) July 24, 2022
一人は救急搬送です。
大事には至りませんでしたが、職員室に冷房が無いのが要因とのこと。
校長に懇願したら「お金が無いから無理」の一点張り。
校長室には冷房があります。
いま全職員で、教育長に嘆願書を書こうと動いてます。
職場環境も劣悪です。
これに対し、「職員室は冷暖房完備だとばっかり思っていました」「今や日本の夏は死に至るレベルの暑さになっているというのに、職員室に冷房がないとは…」などのコメントが寄せられている。
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