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「教員が熱中症で救急搬送」職員室の空調(冷房)に関する読者アンケート

 教職員の働き方改革が急務となっている現在も、猛暑のなか、劣悪な環境で働いている教職員がいる状況を、リシード読者の方々はどのように感じているだろうか。ぜひ、下記のアンケートより意見を聞かせてほしい。

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 文部科学省が発表した2020年(令和2年)9月1日の公立小中学校施設の空調(冷房)設備設置状況によると、普通教室の93.0%に冷房が設置されており、2019年の78.4%から改善されていることが伺える。特別教室では57.6%(2019年度は50.5%)、体育館等は9.0%(同3.2%)となっている。

 2020年と2年前の状況ではあるが、「空調(冷房)設備設置状況 (都道府県別)」から普通教室の設置状況を都道府県別に見ていくと、北海道は4.3%ともっとも低く、これに秋田県の25.9%、青森県の26.2%が続く。90%を下回るのは、北海道、秋田県、青森県のほか福島県、石川県、長野県。一方で茨城県、埼玉県、東京都、富山県、滋賀県、京都府、兵庫県、鳥取県、広島県、山口県、徳島県、香川県、大分県は100%となっている。

 一部の地域を除き、普通教室へのエアコン(クーラー)の設置が進んでいる。教室にはないクーラーが職員室に設置されていて、子供時代に職員室に涼みにいった経験のある人もいるようだが、現在の職員室のクーラー設置状況はどうだろうか。

 今、「熱中症で3人の若い教員が校内で倒れました。一人は救急搬送です。大事には至りませんでしたが、職員室に冷房が無いのが要因とのこと。」とするツイートが話題となっている。


 これに対し、「職員室は冷暖房完備だとばっかり思っていました」「今や日本の夏は死に至るレベルの暑さになっているというのに、職員室に冷房がないとは…」などのコメントが寄せられている。

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《編集部》

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