tetoruは、学校からの連絡配信や保護者からの欠席連絡をオンラインで一元管理できる小中学校向け保護者連絡サービス。今回、新機能として、教務系・保健系・学籍関係・学校事務系等の統合した機能をもち、全国で高いシェアを誇る統合型校務支援システムC4thとのデータ連携機能を追加すると発表。
データ連携により、これまで先生が「tetoru」の画面上で確認し、自身で校務支援システム「C4th」に入力していた欠席情報を、「C4th」の画面上で確認できるようになる等、より効率的な管理を実現する。
児童生徒の機密情報が含まれる校務支援システムは、学校の内部ネットワークの中に閉じられた状態で運用されており、安全管理の観点からインターネット接続が必要なWebサービスとは切り離されている場合が多く、その分、記録の抜け漏れや先生の負担増といったリスクが生じるという。
今回、ClassiとEDUCOMは学校現場における業務負担軽減を目指し、2社の知見を生かして自治体ごとに専用の中間サーバーを構築することで、内部ネットワークとインターネットの安全な接続を実現。tetoruとC4thにある出欠管理機能のデータ連携を可能にしたという。
tetoru単体は無料で導入できるが、C4thとのデータ連携には別途EDUCOM製品のオプション契約が必要。C4thとのデータ連携を希望する場合は、自治体単位での申込みが必要となる。申込み・問合せはtetoruのWebサイトにて受け付ける。なお、tetoruは今後もEDUCOMの校務支援システム内名簿等とのデータ連携を進めていくとしている。