教育業界ニュース

高2から10年間追跡「学校と社会をつなぐ調査」最終報告会10/1

 河合塾は2022年7月1日、最終報告会&シンポジウム「高校・大学・社会-学びと成長の10年を追う-」の申込受付を開始した。2013年より高校2年生を10年にわたり追跡し、高校から社会への移行の実態について研究。10月1日に最終報告会を開催する。参加無料。

イベント 教員
「学校と社会をつなぐ調査 最終報告会&シンポジウム」チラシ
  • 「学校と社会をつなぐ調査 最終報告会&シンポジウム」チラシ
  • 「学校と社会をつなぐ調査 最終報告会&シンポジウム」チラシ
 河合塾は2022年7月1日、最終報告会&シンポジウム「高校・大学・社会-学びと成長の10年を追う-」の申込受付を開始した。2013年より高校2年生を10年にわたり追跡し、高校から社会への移行の実態について研究。10月1日に最終報告会を開催する。参加無料。

 河合塾と教育学研究者の溝上慎一教授(桐蔭学園理事長)は、高校2年生を起点に生徒・学生の成長を10年にわたり追跡調査する「学校と社会をつなぐ調査」(通称:10年トランジション調査)に取り組んできた。この調査では、新しい時代における学校教育の役割や機能(学校と仕事・社会との接続)を明らかにするため、高校時代の学習や生活のしかた、対人関係やキャリア意識が、将来の学生生活や社会人生活にどのように影響を与えているのかを検証。高大接続やキャリア教育の視点から分析し、日本の教育の質的向上を目指している。

 2021年秋に行われた最終調査では2013年の初回調査から引き続き1,486名が協力。最終報告会では、大学を卒業し社会で3年の経験を積んだ後、資質・能力はどう変わったか等の分析結果に加え、調査協力者へのインタビュー結果も交えて報告する。さらに、この調査結果をこれからの高校・大学教育の現場で役立てていくために、各分野の専門家を招き、「社会的格差」「教育効果・高等教育論」「初等中等教育行政」の3つの視点から討論する。

 最終報告会は10月1日、浅草橋ヒューリックホールとオンラインで同時開催する。対象は高校・大学教職員をはじめとする教育関係者等。申込締切は、9月15日午後11時59分。Webサイトから申込みを受け付けている。その他、Webサイトでは最終報告会の開催にあたり、調査概要やこれまでの結果からわかること、当日の見どころ等を解説した「溝上先生オンライン特別インタビュー」動画を公開している。

◆学校と社会をつなぐ調査 最終報告会&シンポジウム「高校・大学・社会-学びと成長の10年を追う-」
日時:2022年10月1日(土)13:00~17:00
会場:浅草橋ヒューリックホール(東京都台東区浅草橋1丁目22-16ヒューリック浅草橋ビル2F)
※オンライン同時配信
対象:おもに中学校・高校・大学教職員、その他の教育関係者
定員:会場150名・オンライン視聴500名
参加費無料
申込方法:Webサイトから受け付ける
締切:2022年9月15日(木)23:59
※定員になり次第、受付を終了する
<登壇者>
溝上慎一先生(桐蔭学園理事長)
柏木智子先生(立命館大学教授)
知念渉先生(神田外語大学准教授)
中村高康先生(東京大学教授)
濱中淳子先生(早稲田大学教授)
板倉寛氏(文部科学省)
《川端珠紀》

この記事はいかがでしたか?

  • いいね
  • 大好き
  • 驚いた
  • つまらない
  • かなしい

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top